警察編(sideヘンリー)ヘンリー「お、いらっしゃ~い!何をお探し...で...」
カティア「久しぶり、ヘンリー。」
ヘンリー「国家の犬が今更何の用で?ほら、あんたに売る菓子なんてないよ。さっさと帰れ。」
カティア「......これを見てもまだ言える?」
ヘンリー「....それは...何のことやら。」
カティア「...はぁ...貴方が黄昏と取引してたのぐらい知ってるわよ。」
ヘンリー「ま、そうだろうとは思ったよ。で?お前は何をしてほしいわけ?」
カティア「戻ってきなさい。元戦闘部署副署長さん。」
ヘンリー「......やだね。死んでも戻るか。僕はもう、誰かに従うだけの人生は歩みたくないんだ。ってことで、さよーなら。」
カティア「逃げられるとでも...っ!」
ヘンリーはそう言い残すと、いつの間にか手に持っていた煙幕を投げつけ、視界が晴れたころには影も形もなかった。
カティア「周辺を探しなさい!まだそう遠くには離れてないはずよ!」
ヘンリー「いやぁ...助かったよ、ライラ君」
ライラ「いきなり警察がアジトに来たもんですから。逃げるついでに助けようかと。...にしても、元秘密警察だったんですね。」
ヘンリー「まぁ、色々あってね。今思えばよくあんなとこいたなとか思うけど。...さて、反撃開始と行こうか。」
ライラ「ですね。...まずはジョシュアちゃんやレフちゃん含めたアジト待機組の救出を急ぎましょう。」