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    mariyuu3

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    言葉遊び3、28「首筋」「指先」「熱」反転ロナドラ
    で、リクエストいただきました。
    ちゃんと出来ているか不安(´・ω・`)

    「ごきげんようおじさま」
    「やあ、お嬢さん。もう君との約束の時間だったかな」
    胸ポケットにある懐中時計で時効を確認すれば、彼女と会う約束の時刻を差していた。
    「レディを待たせるなど紳士失格だな、すまないが身支度が整うまで待っていてもらえるかね?」
    襟元を正しクラバットを巻いていると、不意にその手を止められた。どうかしたのかと彼女を見ると、いつになく怖い顔をしていた。
    「これはどう言う事ですの?」
    「これとは?」
    聞き返すと彼女は着けている黒手袋を外した手で、私の衣服を思いっきり破き広げた。それは一瞬のでき事で止める事も出来ず、その反動で飛び散ったボタンがパラパラと床に落ちる音で我に帰った。
    「お嬢さん何を…っ」
    喉元から腹部へと彼女の指先でなぞられ、息が詰まる。
    「お嬢さんっ…まっぐ、あっ!?」
    再度彼女に呼びかけた直後、腹に彼女の手が減り込み悲鳴を上げた。彼女の手で腹に風穴を開けられようが私の腹部は塵となるだけだが、じくりと焼け付く様な熱い痛みが襲う。
    「おじさま、これは一体どう言う事ですの?」
    腹部から引き抜かれた彼女の指先には、ギラリと光る小さな破片が握られていた。
    「いやぁ、助かったよ」
    「おじさま…」
    「昼間に何者かに侵入されてね、銀製の杭で腹を刺されたんだ。しかも、ど素人のやり口で刺し方が雑な所為で腹に破片が残ってしまったんだ」
    「おじさまっ!!」
    なんて事はない、間抜けな笑い話だと軽く言う私の話を彼女は声を張り上げて制した。
    「笑い事ではありませんわっ!?いくらお強いおじさまとはいえ、こんな破片が体内に残っている事ちゃんと言って下さいなっ私、怒っていますのよっ」
    彼女はそう言いながら睨みつけるがその表情は先程の怖い顔とは違く、心から心配をしていると言う表情に見える。
    「おじさまはもう少し自覚を持つべきですわっ」
    「あ、ああ、わかった」
    心配させまいと黙っていた事が返って彼女を不安にさせてしまったのだと、深く反省する。
    「他には?他に何かされてませんのっ!?あっ!!」
    「お嬢さんどうかされ…ひっ!?」
    頭を両手で鷲掴みされたと思えば首がもげるかと思えるほど曲げられ、露わになる私の首筋にお見切り噛み付かれた。
    「なんてことですわっ…私のおじさまにっ…これは念入りに調べなくてわなりませんわね」
    「お嬢さん?これからデートでは…」
    「予定変更ですわ、おじさまおうちデートいたしましょう。私がおじさまの隅から隅までとことん愛して差し上げますから」
    これは、怒っている…?
    そう思った時は既に遅く、そのまま寝室のベッドへと運ばれてしまった。
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