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    eareyenose

    @eareyenose

    AC6(フロスネ)関連の妄想垂れ流し

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    eareyenose

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    今回の本の原稿データとか、校正とか、タイトルの話などを。
    なんかぐだるな?と思って、終わりを大幅にカットしてしまったのでそのうちポイピクにのせるかもです。

    ■段組
    フォントが印刷したら思った以上に細いのと、文字サイズが大きくて雰囲気に合わなかったなぁと反省(自宅のプリンタはやっぱり文字が太くなる)
    京極夏彦の魍魎の匣の段組みを参考にしつつ。
    (魍魎の匣は今回で3冊目。500Pで1200円と書いてあって物価が上がっているのだと痛感)
    次回以降の本を書くときのためにメモ
    フォント:源明朝
    サイズ:12Q
    行文字数:24
    行数:16
    天:15mm
    ノド:20mm
    地:11mm
    小口:7mm


    ■校正
    機械学習とかAIやってみてよって言われているので、せっかくなので校正で使う。
    生成AIは気軽にはじめられるのがいい。多分、精度とか考えるとプロンプトの書き方も工夫がいるんでしょうが、、、入稿チキンレース中でめちゃくちゃ適当にやってた。

    基盤はAWS Bedrock、モデルは日本語に強いと言われているcloude3 sonnetを使用。
    もう一つ上のopusでもいいかな?と思いつつも、オーバースペックな気もして中間を選んでみる。
    体感としては十分な気がします。
    入出力の文字数で課金されるタイプだったと思うのですが、概算で八~九万字ぐらい?で、0.65USD。
    (文字数数えないのとIndesignに直書きしているので文字数がよくわからない)
    結構安い。
    大まかな章で別れてるのでその単位で入力→AIが単語の送り文字が一般的じゃないとか、そういうのを出力してくれる。
    チェック内容としては、誤字、脱字、衍字、表記揺れを探してもらいました。
    例えば固有名詞を別データ群で抜きだして(AC,MT,フロイト、とか)とか、いろいろやったらもうちょっとなんか楽できるやり方がありそうな気がする。

    ■タイトル
    INCARNATION:(神の)顕現、受肉化など。
    フランク・カーターというミュージシャンがインタビューで好きな本と理由を聞かれていて「ブラッドメリディアン(私もこの世で一番好き)、理由はincarnation of god」と言ってて記憶に残ってました。
    神の顕現て。いや、言いたいことはわかるけどもすごいこと言うな。
    具体化とかならembodymentとかだけど、宗教よりというか、そういう言葉があるんだなぁと感心して、いつか使いたいなぁ~と思ってたので今回使えてよかったです。
    (まず日常で使わない単語だと思うんで)

    ■音楽
    音楽がないと一行も書けない人間なので。
    そのくせ切羽詰まると「うるせえ!」となって結局クラシックだったり、無音だったりする。
    なにかオススメあったら教えてください。

    We came as romans/Blackhole(フロイトのAC戦イメージ)
    We came as romans/Darkbloom(フロイトのAC戦イメージ)
    Motionless in White/Cyberhex(フロイトのAC戦イメージ)
    Labyrinthus Stellarum/Transcendence(コズミックブラックメタルとは?もうジャンル把握できない。単調な音の繰り返しがとても神秘的に聞こえる。比較的歌詞が聞き取れる?ブラックメタル)
    Grima/Giant's Eternal Sleep(アンビエントブラックメタル。音の雰囲気がシベリアのバンドというのを納得させる。安っぽいPVがとても良い)
    THE BLUE HERB/未来世紀日本(いつ聴いても名盤。リリックのストーリー性は最高(ディストピア好きならみんな好きなのでは?)だし、曲自体も良い)
    Alan walker/Faded(歌詞がめちゃくちゃ良い。人を恋しいと思う気持ちが美しくあらわされていると思う。特にWhere are you now?からのAtlantis,under the seaはすごく良い)
    ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第二番ハ短調作品18. 第一楽章(文句なしの名曲。後半はずっとこれ聴いてた。この曲を聴くと佐藤亜紀さんの小説を思い出す。反田さんが演奏しているのが一番好き)
    後はエンニオ・モリコーネのサントラ聴いたり。
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    eareyenose

    CAN’T MAKE2024年10月27日(日)AWAKENING POINT SP2024で出す予定の本の冒頭です。
    タイトル:INCARNATION
    新書二段組、150pぐらい、1200-500円ぐらい予定
    フロスネというか、フロ目線多めのフロ+スネのディストピア小説みたいになっちゃった。まだばりばり書いてるので変更あると思います。
    INCARNATIONサンプル(仮) フロイトは格納庫の最奥、一際広くとられた区画にロックスミスを停めるとシートに背を預け、肺に満ちていた空気をすべて追い出すように深く息を吐いた。 
    まだ先ほどの戦闘での興奮が肌の下で、恥じらうこともなく燻る火となって残っていた。いつまでもこんな時間が続けば良い。久しぶりにそう思えるような戦闘だったと彼は短く振り返った。



     ISB二二六二 惑星ルビコンⅢ。かつては多くの人類が入植し、コーラルとともに繁栄したこの星は約半世紀前のアイビスの火により荒廃し、宇宙の片隅でその暗闇に紛れるように息をひそめて生き永らえていた。
     人間というものは御多分に漏れず忘れっぽく薄情な性質で、コーラルを失ったこの星の存在は、惑星封鎖機構の監視もあり、人々の記憶からも、人類の歴史からも忘れられようとしていた。しかし。突如として報じられたコーラル再発見の知らせは、伝染病のように素早く全宇宙を駆け巡ると、この星は望まぬ形で再び世の耳目を集めた。知らせを聞いた二大星外企業、アーキバス・コーポレーションとベイラム・インダストリーは早々に調査という名目のもと、それぞれのAC部隊を進駐させることを決断した。それは調査とは名ばかりの、コーラルの実効支配を目的とした侵略ではあったが、彼らに面と向かってそれを非難することができるものは宇宙連合政府には存在しなかった。
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