ハデ始/ちっぱい始様♀「………はぁ」
むにっ
「………………」
もにっむにゅっ
「……………………嬴政」
「…なんだ?ハデス」
目の前で行われている視界の暴力ともいえる光景についに根をあげてその光景を生み出している張本人の名を呼んだ。
「………なにかあったか?」
「いや…………なにも」
むにっもに…
_その手はなんだ?誘っているのか?
目の前でソファに座り、溜息を吐きながら無言でひたすら自身の慎ましやかな胸を揉んでいる始皇帝。彼女と恋仲であり、何度も夜を共にした間柄であるハデスからしたらたまったもんじゃない。目の前で行われている行動はハデスからしたら生殺しもいいところだ。
_そんなに触って欲しいのなら余が触りたいし埋まりたい。
始皇帝の手の中で微かに形を変えているマシュマロのように柔らかな塊を凝視する。
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