弊6と少尉殿の駄文【621】
第四世代強化人間、性別不詳。
元々喋る方ではあったが、VⅣラスティと交流してから口調やノリが移った。
元医療従事者。
【特務少尉】
惑星封鎖機構、エクドロモイパイロット。
燃料基地襲撃後、621と行動を共にしている。
実直で割り切りがいいタイプ。
【 邂逅 】
燃料基地襲撃で撃破した惑星封鎖機構の特務機体、エクドロモイのコアをコツン、とパイルバンカーでつつけば、損傷した機体の隙間から人が見えた。少しだけ身じろいだような気がして、独立傭兵レイヴンことハンドラーウォルターの猟犬C4-621はエクドロモイのコアを抱えてハンガーに帰る。
[621、よくやっ…、それは?]
帰ってくるなり敵機のコアを開け、中から血塗れの人間を連れ帰って来た621をモニター越しに見たウォルターは困惑の声を上げる。
3282