【ネタツイ】書店パロ設定＋クリスマス📘突然の書店パロ⛓🌧(ウィズフォンテ)。
官能小説エリア。「すいません、オススメ教えて欲しいんですけど」とニヤニヤ笑う大学生くらいの男数名。困るアルバイターナヴィ。クールビューティ社員クロさんの「担当を呼んで参りますのでお待ちください」で登場する🌧さん。

「入院中の友人に贈りたいと？失礼だが、君達はその友人の性的趣味を正確に把握しているのだろうか。官能小説はそれがわかっていないようであればオススメしない。曖昧な傾向しか知り得ていないということであれば、漫画の方をオススメする」と淡々と真顔でエロ漫画コーナーへご案内。

バックヤードで仕事してて、そんなことがあったのを後から知る⛓さん。クロさんに「何でそこで🌧さん呼ぶんだ」って詰め寄るけど、「文芸は店長(🌧)の担当だろう」「そうだ、私が仕入れ担当なのだから、私を呼んだ彼女の判断は正しい」とか言われてしまう。

🌧さん…店長。文芸とか主に担当。ラッピングはあまり上手じゃない。
⛓さん…社員。理工系を主に担当。力持ちなのでバックヤードで返品とかの作業担当しがち。
クロさん…社員。コミック担当。クロさんが担当になったことで万引き被害なくなった。
ナヴィ、フリ…アルバイター。

※なお、このエピソード自体は実話。
聞かれた同級生アルバイト(女)が困ってクールビューティ社員(女)が店長(初老男)を連れてきたし、店長は真面目にエロ漫画コーナーへ案内してた。

※※※ここから下クリスマスネタ※※※
クリスマスなリオヌヴィ⛓🌧は現パロ、前にもちょろっと話した本屋パロなのでオールキャラ気味。(※書いてる人の本屋は相当昔のイメージです。)
十二月に入ると本屋は忙しい。クリスマスに向けてプレゼント包装の依頼が増えるから。

「プレゼント包装を…」「かしこまりました」「こちらの二冊と三冊で別々に包んでもらえる？」「こちらから包装紙とリボンの色をお選びください」「番号札三十二番でお待ちのお客様〜」「クリスマスじゃない柄の包装紙はあるかしら？お誕生日のプレゼントなの」「失礼しました。それではこちらから」

普段はバックヤードで返品作業中心の⛓さんも、この時期はレジ横のラッピングスペースに出ずっぱり。器用なので変な形の絵本でもなんとか包装してみせるので、🌧さんから凄く頼りにされるし、褒められるので内心にっこにこ⛓さん。

この⛓さんは片想い中。🌧さんは本＞人で、鈍感な部類に入る。そのためちょっとでも気持ちが伝われと⛓さんが🌧さんに言う言葉には好意を盛っているので、🌧さん本人以外は⛓さんが🌧さんを好きなことはバレバレという状態。

休憩時間がちょっと被ったクロさんと
「クリスマス、誘わないのか」
「店が忙しい時期に、誘って首縦に振るわけないってわかるだろ？さては、俺が撃沈するの見たいだけだな」
「バレたか」
みたいな軽口叩きあったりする。

イヴも勿論バイト。休みたがるバイトも多いので何なら食い気味にシフトに入る⛓さん。「ありがたい。でも毎年本当にいいのか？」「勿論！あんたと過ごせるわけだし」
「そうか」
バイト同期のクロさんは(このやり取り見るの何回目だ？)とか思ってる。

さすがにイヴ当日はラッピングもかなり落ち着いてくる。(用意する時間的余裕がなくて、ギリギリに駆け込むあわてんぼうのサンタクロースもいるが。)
バイト終わりに近付いて🌧さんから「⛓殿は確か電車ではないな？」って言われて、「ああ」って、言いながら内心(え？何の確認？)とドギマギ。

「いや、クリスマスっぽくなくても良いからパーティしたいと🌹殿が⚡殿に話すのが聞こえたので、この後予定がない社員とアルバイトで飲みに行こうかと。⛓殿も終電を気にしないようであれば参加できるかと思って」「参加します」

🌹「よかったわね、一緒にクリスマスよ！」
⚡「よかったな、居酒屋だけどな」
全然クリスマスっぽくはないけど、チキン(の代わりの唐揚げ)、ケーキ(の代わりのアイス)、シチュー(の代わりの和風鍋)を、なんだかんだ🌧さんの隣の席キープして楽しんだ⛓さん。

🌧さんも⛓さんがもぐもぐいっぱい食べる姿を見て、可愛いって思ったりする。
「そういえば、🌧さんがこういう飲み会ちゃんと来るのって珍しいよな？」
普段は歓迎会送別会を開いても、お金だけ出して最後にちょこっと顔出すくらいの🌧さん。どうやらお酒があまり得意ではないらしい。

「楽しい話題を提供できるわけでもないので普段は参加を控えているのだが、クリスマスの時期にバイトに入ってくれる皆を労いたいと思っていたところに🌹殿の話が聞こえたので…最初は費用提供のみと思っていたのだが、🌹殿にパーティは皆でするものよ！と言われてな」⛓さん🌹さんに茶葉贈ること決定。

「私の隣では楽しめなかったのではないか？」「凄く楽しかった！！！だから今度からはちょっと顔出すんじゃなくて、飲み会参加してくれよ」

ちょっと遠い席だけど聞こえてた🌹と⚡。
「何で飲み会なのよ！二人で飲みに行くのを誘うとこでしょ！？」
「ヘタレが…！」

でもこれキッカケに、🌧さん、ちょこちょこ飲み会には参加してくれるし、その度に⛓さんは隣をキープして、ちょっとずつ好感度上げる機会を経て、最終的には⛓🌧になります。(でもこのペースだとフリーターで本屋バイト続けないと辿り着かなそうw)