Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    かここん

    @Acol1116

    公に出してない絵とかを出す予定

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 10

    かここん

    ☆quiet follow

    4話です!!

    勉強会牙王白虎「ふぁ〜っ…今日も疲れたー…」

    放課後、牙王白虎が欠伸をしながら友達の蒼天朱雀と正門を抜けた

    蒼天朱雀「覚えてるよね?今日あたしの部屋で勉強会するからね」

    牙王白虎「…はい」

    勉強が苦手な牙王白虎はテンションが低くなっているようだった

    そして寮に帰ってきた

    蒼天朱雀「あたしの部屋ここなの。入って」

    牙王白虎「…この隣の部屋あるじゃん?」

    蒼天朱雀「?そうね。…この可愛い猫の名札がある部屋…」

    牙王白虎「そこ俺の部屋」

    牙王白虎は蒼天朱雀と隣の部屋だったことに驚いてそれを話した
    蒼天朱雀も驚いて口をパカッと開いた

    蒼天朱雀「そうなの??!!!昨日まで気づかなかったんだけど?!?」

    牙王白虎「まあ昨日入学してきたからね…」

    蒼天朱雀「ー、まあいいわ。時間がもったいない。はやく勉強会始めるからそこら辺に荷物置いてね」

    そう言われた牙王白虎は隅っこの方にカバンを置いて筆箱を出し、1冊のノートを取り出した

    蒼天朱雀「それ無地ノートだけどそれに勉強の書いていいの?」

    牙王白虎「このノートには俺の色んな経験が描いてあるんだ!!」

    蒼天朱雀「…日記みたいな?」

    そう言われて牙王白虎はノートを開いた

    蒼天朱雀「日記じゃないっぽいわね」

    そのノートには色んなイラストであったり所々に文字が書かれてあったりした

    牙王白虎「これは俺が夢で見たものなんだ」

    牙王白虎が指さしたのは虎のようなものが沢山竹が生えたところにいるという絵だった

    蒼天朱雀「…まあ絵は酷くないわね…」

    牙王白虎「おいおい。勉強以外はそこまで酷くねーぞ」

    蒼天朱雀「夢で自分の姿以外の姿になるなんてびっくりしたでしょ」

    牙王白虎「そりゃーな!最初は知らないところで歩いてるなんてってびっくりしたさ!」

    牙王白虎はケラケラと笑いながら語った

    蒼天朱雀「…なんかの兆しかもね」

    牙王白虎「?兆し?なんだそれ」

    蒼天朱雀はその発言に呆れてガクッとなった

    蒼天朱雀「…えっと、なんかの予言?的なの」

    牙王白虎「ふーん」

    蒼天朱雀「じゃ、そろそろ勉強会始める?」

    蒼天朱雀が牙王白虎のノートの話をしだしてから話がズレたと気づいてから元の勉強会の話に戻した出した

    牙王白虎「うん、なんの教科から始める?」

    蒼天朱雀「じゃあ手始めに国語から!」

    蒼天朱雀は次々と漢字問題を出していく
    それに牙王白虎は着々と答えて言った
    合ってるかは別として

    蒼天朱雀「只今の漢字テスト50点満点中………」

    牙王白虎「…」

    牙王白虎はゴクリと息を飲んだ

    蒼天朱雀「…35点!!!」

    牙王白虎はその成績に驚いた

    牙王白虎「え!やった!!結構いいんじゃない?!」

    蒼天朱雀「そうね、100点満点なら70点だしね…」

    牙王白虎「わーい!!!」

    牙王白虎は思う存分喜んだ
    蒼天朱雀も意外とこの勉強会もスムーズに進みそう、と思った

    次々に算数、理科、社会と勉強を進めていくもそれぞれ70点くらいという成績だった

    蒼天朱雀「意外とできるんじゃない!!!このまましっかり勉強していったら90点台は行けるわ!!」

    牙王白虎「え!ほんと?!」

    2人は喜んでハイタッチをした

    蒼天朱雀「じゃあ最後は英語の確認問題をします!」

    いきなり牙王白虎はその発言に落ち込み出した

    蒼天朱雀「…なになになに???どうしたの?」

    牙王白虎「…俺英語なんて習ったことない…普通小学生では英会話とかやってるもんなのかなって思ってたけど俺は足の速さだけで色々やってきてたから…」

    蒼天朱雀はとあることに気づき、ハッとした

    蒼天朱雀「(そうだった…小学校では国算理社しかやらないんだったわ…そりゃ当然ね…)」

    蒼天朱雀「英語は多分テスト出ない!!だって習ってないから!」

    蒼天朱雀は精一杯牙王白虎を慰めた

    牙王白虎「ほんと?…じゃあさっきまでやってた教科やればいい?」

    蒼天朱雀「うん!やりましょ!!」

    蒼天朱雀による勉強会はどんどん牙王白虎の力になっていっていた

    そして…

    蒼天朱雀「すごい!算数100点いったね!!!」

    約2時間後、各々の教科を満遍なく勉強して確認テストをした後に蒼天朱雀はそう言って牙王白虎を褒めた

    蒼天朱雀「他のも、国語は95点、理科は92点、社会は91点!凄い!!よく出来てる!」

    牙王白虎「そう?!!じゃあ学力テストも…!」

    蒼天朱雀「ええ!自信もっていい!」

    2人は喜びをかみ締めて抱きしめあった

    牙王白虎「朱雀ありがとう…!」

    蒼天朱雀「白虎が頑張ったからここまで伸びたの…!」

    窓を見て気づけば夕日が昇っていた
    そして時計を見ればそろそろ夕食の時間

    牙王白虎「そろそろ晩御飯だ!」

    蒼天朱雀「そうね!食堂に行きましょ!」

    2人は上機嫌で食堂に向かった
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works