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    彩:3

    @555ay555

    自分しか喜ばなさそうな落書きやらなんやら倉庫になりつつある
    \判子ぺたぺたしてくれた方(方々?)ありがとうございます!🫶❤/(元気でます!)
    本拠地 https://www.pixiv.net/users/52298563

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    影しか姿を現さない龍とタカハシのメモ。普段小説全く書かないので様子のおかしい文かもしれん。浮かんだ場面だけ書いてるので飛び飛び

    龍が逢いに来る。小さい頃から目に見えないものに守られていた様に思う。

    巨大な龍の影が、『影だけ』が僕の影ごと飲み込み野を駆けていく、頭上を見上げど天に姿はなく子供の頃はよく首を傾げていた。
    近頃では滅多に逢う機会も減り…いや、姿が見えないのに逢うと言うのは可笑しいかもしれない。
    ただ自分に会いに来てくれていたのだと、不思議と確信めいた自惚れがすっと心の中にあったのだ。

    ーーー
    「龍だー!龍が落ちてきたぞ!」
    穏やかな昼下がりに似合わぬ怒号轟音に辺り一面静まり返る。

    『龍の落下、目撃者多数、その実体無し。』

    集団で見た幻覚だと、白昼夢だと、各々納得いかない顔で飲み込むしか無かった。
    ーー
    「悪いが案内してくれないか」
    酷い怪我をした大柄な男に掴まれた腕。
    憔悴したさまなのに、追い詰められた獣のような気迫が身に刺さり動けなくなる。
    「驚かせて申し訳ない、どうしてもアマト以外に頼れる人間が…」
    違和感のある言い回しに、疑問を持つ間もなく男と目が合う。
    自分より高い目線をこちらに合わせ、できるだけ怯えさせないよう柔らかく言ってみせたのだと、その瞳の理性に少し緊張の糸が解けた。

    ーーーー
    「そう言えば、どうして僕の名前」
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