masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 425
masasi9991☆quiet followDONEいちゃいちゃを我慢するデググラ ##デググラ 口移しチョコレート「はい、あーん」「うぶわ」「んっ、プフッ」 チョコレートで口を塞がれたキミの一言……いや、言葉にもなってない困惑の唸り声みたいなのが、あまりにもかわいかったので吹き出してしまった。ここが小洒落たレストランでなければ、腹を抱えて笑っていたかもしれない。「ンワわわ、ンワワ、わなわな?」「フッフッフッフッ。ふふ、いや、それはキミのだから、ンフフ」 大声で笑うのを堪えていると、どうしてもおかしな含み笑いになってしまう。これじゃ少し、いやらしい声みたいになってないかな? 周囲に訝しがられるほど騒がしくはしていないつもりだけど、でもキミのかわいいところを見つけたってのに、こっそり笑わなければいけない状況はいつも苦しい。「ムムム………」 キミは不服そうに口を結んで、ついでに目も閉じてムムと唸りながら口の中いっぱいのチョコレートを咀嚼した。モグモグ、なんて擬音が浮かんで見えるほどしっかり噛んで食べている。 キミの口で大きかったんだから、多分さっきのチョコレートは一口で食べるようなものじゃないな。一口で食べさせたのは、おれだが。キミが口いっぱいに食べ物を含んでいるのが好きだから。「キミが注文したコースのデザートだそうだ」「うーむ。とってもうまい! グランツの分は? いいのか?」「おれのコースはデザートなしだ。かなりお腹いっぱいになったから大丈夫だ」「むむ……」 悩むデグダスの前に置かれたプレートには、まだしっかりかなりの量のチョコレートが乗っている。もしかしたらデザートの方がメインだったのかもしれないな。そんな気がしてくるほど、たくさんのチョコレートだ。そういえば最近、バレンタインやホワイトデーとかいうイベントが流行っていたから、その余り物だったりして。 とはいえキミがこの量を食べられないというのは考えられない。元気そうだし。「またあーんしてやろうか?」「お! あー……や、それもいいんだが」「いいのか」「ウム。やっぱりな、おいしいものを前にするとな、はんぶんこ……したい」「半分?」 キミの非常に深刻で重要なつぶやき。なるほど。つまりこうして、フォークで切り分けて。 さっきあーんしたときと同じように、向かい側のデグダスの前のプレートまで手を伸ばしてみる。チョコレートの一粒をフォークで半分にカットしようとしてみたが、丸く磨かれたオニキスのように輝くそれは、ツルッと滑って皿の端まで転がっていってしまった。「これはちょっと難しいな」 フォークを突き刺すぐらいならできるんだが、そこから割ろうとしてもやはり硬い。こんなに大きいのに、困ったチョコレートだ。「しょうがない。あーん」「あーん……」 素直に開いたデグダスの口に、二個目のチョコレートを放り込む。すると口に入れたチョコレートを指差して、キミはまた何かを訴え始めた。「んワわ、ワワを、わわワんな?」「え?」「わなワワあ」「そうだな、ここではできないな。家でだったら、もらってた」「ンムンム」「おいしいかい? そうだ、持ち帰りに包んでもらおうか」「ン!」 モグモグ、ついでに大きくうなずき、ごくんと飲み込む。満足そうな笑顔を顔いっぱいに広げて、チョコレートを味わいながらさらにもう一度うなずいた。「ムフフ。そしたらはんぶんこだな!」 キミが嬉しそうだとおれも嬉しい。キミがおいしいと喜んでいるから、きっとこのチョコレートはとてもおいしい。楽しみだ。 店員を呼び止めて、包んでもらう。そう時間はかからないだろうが、待つ時間もどかしくてソワソワする。いや、家に持って帰るまで、お預けだけど。「なあ、これってつまり、家に帰ったらキスしてもいいってことかな?」「ん? そんなの当たり前じゃないか。おれとおまえの仲だぞ! もちろん全てオッケーだ!」「ふっ、あははっ。そっか、じゃあさっきしておけばよかったな」「いやいや流石にここで口移しというのはいけないぞ。机が間にあって届かないからな」「そんな理由だったのか? フフッ、仕方がないな。ちゃんと我慢するさ」「よしよし。おれもそうする」(了)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE虎牙が2人で練習してる道タケ漣コツコツ練習!「ほら、さっさとやれ。簡単なんだろ」 「ッ……たりまえだ! 最強大天才のオレ様にかかればンなのォ……」 威嚇している。コイツに似てるヤツを動画で見たことがある。初めて出会う犬や人間に威嚇をしている子猫だ。コイツは俺の手元の円城寺さんのぬいぐるみに向かって威嚇している。言ってることとは裏腹に。 「じ、じっとしてやがれ、らーめん屋」 「ぬいぐるみは元から動かねーって」 「うるせェ!」 ……でも、ちゃんとぬいぐるみの円城寺さんを本物の円城寺さんだと見立ててる、って認識はあるんだな、と勝手に感心した。確かに円城寺さんに向かって威嚇してるときと、同じ顔をしてる。本物だったら適当になだめてあしらわれて終わるところだが……。 2285 masasi9991DONE暑い日の道タケ漣氷で冷やしていただきます 帰ってくるなり二人揃って畳の上に転がった。 「暑い」 「アチィ」 と口々に唸っている。 確かに今日は暑い。こんな日差しの強い時間に駅から歩いて帰って来るのはさぞ大変だったはずだ。部屋にクーラーは利かせているけど、きっと暑さはなかなか引かないだろう。 グラスに氷と、よく冷えた麦茶のピッチャーをお盆に準備して居間に戻る。……まだ転がっている。二人とも、顔も身体も熱で真っ赤だ。 で、着てるものをそこら中に脱ぎ散らかしている。気持ちはわからなくもないが……。 正確に言うと下着を除いて全て脱いでしまってるのは漣の方で、タケルは辛うじて着てはいる。着てはいるがタンクトップの裾はまくり上げられて、腹も、胸も丸出しだ。 2099 masasi9991DONEプリンを作ってくれる道流さんの道タケ漣プリンの話□1 ソイツが円城寺さんの腕に噛みついた。円城寺さんは笑って「こらこら」なんて言って、ソイツの頭を押し返している。 「腹減った!」 「さっき昼飯食ったばっかりだろ?」 「……違う。メシじゃねーやつ」 まだ諦めずに膝の上に乗り上げて迫ってくるソイツの前に腕を翳して、円城寺さんは顔を庇っている。何故ならソイツが本命で狙っているのは円城寺さんの鼻先だからだ。……多分。よくそこに噛みついてるから。 「オマエ、さっきも『まだ』って言われただろ」 「もう充分待ってやったっつーの! さっさと食わせやがれ!」 「うーん、でもなぁ……ちょっと前に確認した感じだと、おやつの時間にも間に合わなそうだ。食えるのは晩飯の後だな」 「ハァ!?」 1856 masasi9991DONE道流さんの話をしてる虎牙の道タケ漣 980 masasi9991DONE事後にいちゃいちゃしてる道タケ漣 1139 masasi9991DONEいちゃいちゃしてるだけの道タケ漣何もしていなくても 困ったことに、何もしていなくてもかわいい。 二人とも床にコロンと転がって、先日師匠に資料として渡された雑誌を眺めている。 自分たちが掲載される予定の特集シリーズのページなんかはほぼチェック済みだ。いま二人が眺めているのは、自分たちの仕事とは直接の関係はないレシピのページ。うまそうだ、とかこっちがいいだとか、時々じゃれ合うように言い合いながらページを巡っている。 今度作ってやるためにも後でしっかりチェックさせてもらおう。それはそうとして、こうして何をしているわけでもない瞬間でも……雑誌を読んでいるだけの瞬間でも、タケルと漣がかわいくてしょうがない。 そう思っていると、いつのまにか自分の手元が緩んでいたらしい。開いていた資格本がパタンと音を立ててて閉じた。その音で二人揃ってこちらを向く。 1143