masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 420
masasi9991☆quiet followDONE土蜘蛛さんと大ガマさんと巻き込まれる大やもりさん ##妖怪ウォッチ 血だるまで火だるまで災難 うわ鼻血出てる。 うららかな午後の日差しに大ガマの鼻血は全く心臓に良くない。しかしぎょっとして目を逸らした先にも、血が点々と……いや、そんな生易しい量じゃない。おびただしい量の血を垂れ流し、庭に血痕を引きずりながらこっちに歩いてくる。 咄嗟に目を逸らしたけど、正解は『このまま何事もなかったかのように帰宅』だったかもしれない。「お、大やもり」 声をかけられてからではもう遅い。おれはカモネギだ。「なに、やってんの」「そりゃこっちのセリフだよ」 鼻血を手の甲で擦りながら喋るから何を言ってるのか聞き取りづらい。よく見ると顔もボコボコに腫れてるし、大ガマの声が変なのは鼻血だけのせいじゃないのかも。「いやおれは別に頼まれたもの持ってきただけなんだけど。いや大ガマに頼まれたやつじゃないから。ただの通りすがり」「いや、が多いな。なんでもかんでも否定から入るんじゃねえぞ。どんどんめんどくせえ奴になる」 喋る途中で横を向いたかと思うと庭の池に向かってプッと唾を吐いた。唾というかほとんど血の塊。汚……見たくなくてまた目線を逸らす。こいつ人んちで何やってんだ。こんな、きちんと手入れされた庭で鼻血ダラダラ垂らしてさ。 地面に敷き詰められた白い砂利も池に生い茂る花もこいつの血で薄汚れてかわいそうだ。「なんでおれが土蜘蛛んちに居るのか疑問に思ってんだろ」「えなんでわかんの。すごく嫌だ」「逆に言うと他に疑問の余地もなさそうだけどな」 そう言われれば確かにそうだ。大ガマが鼻血を出していること自体はかなりどうでもいい。「おれが土蜘蛛んとこに来たのは、特に意味とかはねぇ」「ふーん。は?」「ただ何となく入り浸ってるだけなんだ。馴染みだからよ。重大な秘密なんてない。悪いな、期待に添えなくて」「いやそうじゃなくて別に」 あえて聞け、みたいな雰囲気出しておきながらそんなにめちゃくちゃどうでもいい解答を出してくるとは思わなかったというか、何、さっきの間。「また否定から入ってるぜ」「いやどうでもよすぎて」 大ガマと会話するだけ無駄。会話するたびに思うけど、おれが会話する相手の九割が大ガマだからもうどうしようもないけど、もう本当に無駄。帰ろ。「なんだ帰るのか。あっち通ったほうがいいぜ」「あっちって屋敷の裏じゃん……裏口とかあんの? いや、別に知りたいわけじゃないし裏口の場所を大ガマが知っていることもどうでもいいし家主そっちのけで裏口を案内してくるとこもどうでもいいよ」「裏口はそっちであっちは結界と警備の薄い穴場だ。屋根伝いに行けば塀の高さもちょうどいい」「大ガマって毎日ろくでもないことしてるの?」「親切心から教えてやったんだが」 どんな親切だ。これ以上話をしてても一つも得なことがない。 話してる間にも大ガマの足元に血溜まりが広がっていく。よくよく見れば出血は鼻血だけじゃなさそう。まあ、顔はボコボコだし、腕とかもボコボコだし、着物の上から腹部もばっさり切られてるし、片足ブラブラしてるし、そりゃそうだ。 当人が平然としてるから別に大丈夫……なんだろうけど。妖怪だし。いや、ホントに大丈夫? 裏口の場所よりそっちの方がやっぱ気になるんだけど。心配とかじゃなくて。大丈夫だとは思うけど。顔色いいし。 でもなんか、なんというか、大ガマにそれを確認するためになんて言えばいいのか正直よくわからない。こういうの苦手。やっぱ帰る。 ともかく屋敷の門に向かって、庭の小道を歩き出したところだった。「ま……でもいいか。多分あいつもいい加減落ち着いてるだろ」 非常に物騒なつぶやきが聞こえた。 それってすごく重要な情報じゃない? 瞬時に悪い予感はしたものの、大ガマにそれを聞くために振り返るのか? やっぱあっちの屋根の上通りたいなぁ、なんて? 嫌だ。なぜか、謎のおれの中のプライドが。 とか考えてるうちに、うららかな青空を遮って、巨大な影がズルリとおれの目の前に現れる。 おれの何倍もの大きさの真っ黒い巨大な塊は、午後の日差しを一時的に飲み込むほどに禍々しかった。「う、うわっ!」 飛び退き様に思わず口から火が出た。人んちで、放火。いや、でもこれは正当防衛に、あたる! とっさに出したから加減もできず、炎が黒い影を飲み込んでしまう。え? ほんとに? そんなにでっかい火、出しちゃったっけ?「あー……」 なんで大ガマはそんなに呑気なの? あっという間に炎は火柱になって、天高くそびえ立つ。日差しを遮るどころの騒ぎじゃなくなくなった。黒い影が悶えてゴロンゴロンと庭をのた打つ。火が、やばい、火が、屋敷に燃え移る。「ちょっと危ねえなぁ」「い、いやっ、ていうか、それ」 黒い影黒い影とおれは心の中でモノローグを流していたが、もうごまかせない。正直に言うと火を吐いた直後ぐらいに気付いてた。 それ土蜘蛛さんじゃん。大蜘蛛の姿になってるけど。「おーい、落ち着いたか? そんなに弱っちまって、らしくねぇな」 血まみれの身体を引きずって、大ガマが気安く土蜘蛛さんに近づいていく。まるで街の中で偶然出会ったレベルの軽さだ。 そのまま燃えてる土蜘蛛さんの身体をポンポンと叩く。ジュッと音がして、そのたびに火が弱まる。多分水の気でなんとかしてるんだろうと思う。お願いだからなんとかなって欲しい。祈るような気持ちだ。損害賠償とか、恐ろしいことが頭に過ぎった。「あ、いや、あの、ごめんなさい」「あん? 何が? 正当防衛だろ」「いや……」 大ガマがおれと同じこと考えてる……。 そんなことに愕然としている間にも、丸焦げの土蜘蛛さんが出来上がっていく。 しかしとにかく大ガマによって火は消されていった。土蜘蛛さんは大蜘蛛の姿のままだけど、どうやら動いているようにも見えるから多分、きっと生きている。大丈夫だ。だいたいおれが火を付ける前からボロボロだったらしいし? おれの目の前に満身創痍の妖怪が二人いる。そうか、この二人同レベルなのか。「ちょっとな、さっきまで手合わせしてたんだよ。興奮しちまってさ、このザマだ」「いつもそんなことしてんの……?」「ま、たまにな。いつものことだからさ、そんなに心配すんなよ。有難えけどな」「いや心配とかしてないけど」 大ガマも土蜘蛛さんもこんなになるまでいつもやってるって、マゾなのかな。引く。(了)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONEいちゃいちゃしてるだけの道タケ漣何もしていなくても 困ったことに、何もしていなくてもかわいい。 二人とも床にコロンと転がって、先日師匠に資料として渡された雑誌を眺めている。 自分たちが掲載される予定の特集シリーズのページなんかはほぼチェック済みだ。いま二人が眺めているのは、自分たちの仕事とは直接の関係はないレシピのページ。うまそうだ、とかこっちがいいだとか、時々じゃれ合うように言い合いながらページを巡っている。 今度作ってやるためにも後でしっかりチェックさせてもらおう。それはそうとして、こうして何をしているわけでもない瞬間でも……雑誌を読んでいるだけの瞬間でも、タケルと漣がかわいくてしょうがない。 そう思っていると、いつのまにか自分の手元が緩んでいたらしい。開いていた資格本がパタンと音を立ててて閉じた。その音で二人揃ってこちらを向く。 1143 masasi9991DONEキスの日の夜のデググラキスの日「なあ、今日が何の日か知ってたか?」 ベッドマットがズシンと沈む。キミの身体が俺の隣に横たわる。それからキミは大きな身体をもぞもぞ動かして、こちらを向いて転がった。ダブルベッドもキミにとっては窮屈だ。よく磨かれた黒曜石のような目がきょとんとしておれの顔を見た。 「まさか、おれのお誕生日か?」 「ははっ、もしそうだったとしたら、おれが盛大なパーティを開いていないのはおかしいだろ?」 「ウム? それもそうか。ということは今日は……?」 「今日は、『キスの日』だったらしいぜ。先に行っておくが魚じゃないぞ」 「キス!」 キミは一度目を白黒させた後、ガバっとベッドに起き上がった。もう照明も消してしまった暗い部屋で、キミに覆いかぶさられると……何も見えない。キミのキラキラ光る黒い瞳の他は。 953 masasi9991DONEお休みの日の午後の道タケ漣待ってる「オマエ、邪魔だ。……せめて端に寄れ」 「はは。お腹いっぱいで寝ちゃったか? あとは片付けるだけだからタケルもゆっくりしてていいぞ」 「いや、メシ作ってもらっといてそうはいかねぇ。俺は手伝う」 「そうか。ありがとうな、タケル」 台所でらーめん屋が笑ってる。チビはまだごちゃごちゃうるせー。チビの短い足がオレ様の腹を跨いで歩いてった。どこ通ってやがる。ムカついたけど、それより眠ぃ。あくびが出る。 「ふぁ……」 「おい、起きてるんだろ」 「起きてちゃ悪いかよ」 チビがらーめん屋にフキン持たされて戻ってきた。メシ食ってた机を拭いて、部屋の隅へ片付ける。ちまちま動いてるチビを見てるとさらに眠くなってくるが……。 「……寝てんの、もったいねーよな。せっかくオマエも円城寺さんも、オフなんだし……」 746 masasi9991DONE拗ねてる虎牙とごまかす道流さんの道タケ漣円城寺さんはズルい「聞いてンのからーめん屋!」 「うおっ」 漣の顔がぐっと近づいてきた。ちょっと油断していたな……。かなり怒っているようだったから、こんなことしてくれるなんて思っていなかった。 背伸びして眼の前に近付けられた唇がツンと尖っていてかわいい。しばらく見とれていると、さらにぐぐっと背伸びをして、鼻先がぶつかるぐらいの距離で睨まれた。 その目も、きれいだ。 「漣」 「!」 怒ってる。でも漣も、油断してるな。 頬に手を当てる。びっくりして三角になっていた目が丸くなる。そのまま顎を引き寄せて、触れる直前に、 「キスしてもいいか?」 「……ハァ? ンなの……」 無防備にあんぐり開いた唇がかわいい。そのままむしゃぶりつきたい。……最初からそのつもりだ。 1317 masasi9991DONEお昼寝してる虎牙の道タケ漣こしょこしょ くすぐってー……モゾモゾする。そんで熱いのは、ちょうどいい。腹の上をぐりぐりしやがってた手が離れてどっかに行って、ムカついて少し目が覚めた。薄目開けてそっちの方へ転がる。デカい熱いのにぶつかる。手じゃなくて足だ。らーめん屋の、膝。 「漣、起きたか?」 起きてねぇ。顔を覗き込まれる気配がして、うぜェから目を閉じた。らーめん屋は小声で笑った。 手、どこだ。らーめん屋の向こう側にチビが転がっていた。薄目ではっきりとは見えなかったが、チビも腹、撫でられて……。 「円城寺さん、くすぐってぇ」 「タケルも起きちゃったか。悪い悪い」 悪いと思ってなさそーな声だ。適当に言いやがって。 「悪くは、ねぇけど……でも俺もソイツも、猫じゃねぇんだし……」 663 masasi9991DONE酔っぱらってる道流さんといちゃいちゃする道タケ漣寝込みを襲う「ただいまぁ、タケル、れーん。待っててくれたのか?」 「やめろっ、離せらーめん屋ァ! 重いんだよ!」 「んっふふふふふ、布団まで敷いて……」 「寝るとこだっただけだっつー……あ!」 「ンっ……え、円城寺さん?」 上機嫌で覆いかぶさってきた円城寺さんに、キス……でもされるのかと思って、ぎゅっと目を閉じた。……が、思ってたのと違って、瞼の上に熱くて少し濡れた唇が押し当てられる。しかもすぐ離れていく。キスには違いないが……。期待しすぎだ。 それをコイツに見られた。っつーのにも焦って横を見たら、次はソイツが円城寺さんのキスを食らってた。そいつは頬に。 「酒くせェ! 帰ってくんのもおっせーし、こんなんで許すか!」 「そうかそうか、もっとか」 3584 recommended works 🌻kyo🌻PASTプレイしながら描いてたの🌻モテマクールちゃんと影オロチちゃんが好きでした#妖怪ウォッチ 7 NGRGW0GIVE UP没 色々間違えてますすみません#妖怪ウォッチ 明日は晴れPROGRESS #アナログ#妖怪ウォッチ#オロチマル#九尾以前途中まで描いてほぼ放置状態でしたが、やっぱり頑張って描いてみよかなと^^;取り敢えず途中経過…頑張れ自分(><) らくがきおきばDOODLEウサイナっぽいもの※擬人化USAピョン注意 102DOODLE #妖怪ウォッチ飛ばして最終回見ちゃった 4 tukikagematariPROGRESSとりあえずポーズ候補書き出し tukikagematariDOODLEゆるゆるポールくんとダディ最後のは妖怪にハマって一番最初に描いた漫画。(ダディ呼び知ったのこの後だった) 4 花畑桃李DONE osumesumiMOURNINGかける気がしない