おっぱいバニー 「なんですか?そのかっこうは」
「バニーの日らしいので」
「なるほど?」
理解はできないが、納得することにしよう。
今ハインラインの目の前には黒いウサギの耳をつけたノイマンがいる。濃紺の髪に黒い耳がよく似合う。なぜそのようなものを付けているかは謎だが、まぁかわいいのにはかわりはない。目に焼きつけるとしよう。
「なにしてるんです?」
「おっぱいの日もあるんですよ」
「はぁ」
ノイマンはおもむろに軍服を脱ぎ出し、鍛え上げられた胸筋を強調してくる。力を入れれば鍛錬の成果が素晴らしい胸筋ではあるが、普段はハインラインの手に吸い付くように柔らかで滑らかな胸だ。さわってみます?どうぞ、なんて差し出されてしまえば、ノイマンの発情を迎えたウサギのような眼差しに誘発されるかのように、ハインラインも誘われるようにその胸に手を伸ばした。
◇◇◇◇◇
「なぜいきなりこんなことを?」
「バニーの日もおっぱいの日も、過ぎてから知ったのでまとめてやってしまおうと思って」
「あなたのその潔さ、とても好ましいです」
「それはどうも。満足した?」
「ええ、それはもう」