種族反転ブラさと ブラックは俺と会った頃と違って、家にいることが多くなった。健康のために散歩するとか、俺とYouTubeの撮影するとか、そのくらいでしか外に出ない。
学校はもう行かないの?って聞いたら、とっくに卒業したじゃないですか。って言われた。
「さとしくんは昔からバカですね。」
「うぐ……ブラックは天才だからわかんないよ!」
「本当に天才なら、不老不死の薬でも作りたいですね。」
「え!?不老不死!?
ブラック、そうなりたいの?」
「……いいえ。……さとしくん、オレちゃんを悪魔に出来ませんか?」
「悪魔!?」
「はい。……オレちゃんの年齢分かります?」
ころころと言うことが変わって何を言いたいのかよくわからないが、ブラックはなんだか焦ってるように見えた。
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