n年前マーマネメモ
☆天文台で従兄のマーレインに預かられることになった経緯
・マーレインから色々話を聞いているうちに興味を持ったマーマネが自分から天文台に行きたいと言った説。天文台にいるうちにマーマネに機械や天文などの天賦があることが分かってきてそのまま定住?もし親御さんが健在の場合、マーマネの意思を尊重して親御さんに話を通しそうではある。キャプテンの実績があるゆえ、親御さんからの信頼は厚そうではある
・マーマネの家族の方からマーレインに預けた説。マーマネに機械や天文などに関心があったため、両親がマーレインを紹介。人見知りな彼がマーレインにとても懐いたこともありそのままマーレインに預けることになった?マーマネとしてもその方が良い、両親やマーレインがマーマネの意思を尊重した。考えたくはないが両親がマーマネをマーレインに押し付けた可能性、親子間の仲が良好ではない場合の話。
☆そもそも他に身寄りがあるのか
・アセロラと同じく作中で親御さんや実家の描写や言及がないキャラクターであるマーマネ。他のキャプテン(アセロラ以外)は自宅や家族が作中に登場している。家族がマーマネを残してアローラから移住した説。マーレインに懐いているのならマーマネはアローラでマーレインの元で残りたがる可能性もある。
・家族が既にいない説。要因はともかく両親が既に他界している可能性?カプの村でブルルの怒りに巻き込まれてしまった?マーマネがカプの村に住んでいた可能性はあるのか?単に訪れていただけの可能性も?ウラウラ島には孤児院っぽいエーテルハウスがある、かつてはマーマネもそこにいた可能性。だとしたらもっとアセロラと関りがありそうではあるが、二人の交流の描写は作中に無し。
☆マーマネとマーレインはどのぐらい一緒にいるのか
・マーレインがキャプテンだった時期と天文台の所長になった時期はカブっているのか?マーマネはマーレインがキャプテンであった頃を知っているのか?マーレインはキャプテンを卒業してから所長になったのか?そもそも所長の立場じゃないと子供を天文台で預かるなんて話を通せないのでは?
・仮に20歳でキャプテンを卒業して所長になったのならマーレインの年齢-20が一緒にいた年数になる。所長になるため20歳になる前にキャプテンを卒業した可能性、そもそもそんなことできるのか?そもそもマーレインは何歳?ポケマスなどで「歳は離れているけど仲良し」との発言はあったが基準が分からない。
☆おまけ
・マーマネの機械いじりや天文などの興味・趣向は天文台に来る前からあったのか?元々多少興味があってマーレインの元に来たのか?関心は無かったが、成り行きでマーレインの元に来て覚醒したのか?マーマネにとって天文台やマーレインとの交流は人生のターニングポイントだったのではないか?もしかすると本編より以前の彼は今よりも引っ込み思案だった可能性本編以降のマーマネの人格形成はマーレインの影響を大きく受けていたりする?
・マーレインに預かられてすぐのマーマネとマーレインの距離感はどうだったのか。当初はまだ「マーレインさん」呼びだった可能性も?お互いを「マーさん」「マーくん」と呼び合うようになった経緯はどんなものだったのか。元々マーレインが天文台の職員たちから「マーさん」と呼ばれていて、いつしかマーマネも真似して呼ぶようになった説。それに対してマーレインがマーマネを「マーくん」と呼ぶようになりそれが定着した説
・マーマネの私生活について。人見知りなマーマネには知らない大人がたくさんいる環境は慣れないのではないか。しばらくは天文台の雰囲気に馴染めず、幼いながらもアウェイ感を感じていたりもした可能性。10歳以前の時点で天文台に住み込みしてる男児が一般家庭と同じ生活を送れるのか?そもそも本編時点で夜通しゲームしてそのまま仕事をしていると言及がある。マーレインは技術者としては卓越した先導者だが、一人の子供を預かる保護者としては...マーマネはマーレインと同じ生活を送った結果不摂生によって肥えた可能性。マーレインなりにマーマネを気に掛けるものの、ちゃんとマーレインを視てるマーマネは良くも悪くも彼を真似てしまう説。マーマネの価値観や判断基準がマーレインに似通っている可能性
☆更なるおまけ
上記の内容を踏まえたお話を二つ。
完全に個人の妄想の範疇なのでそこんとこよろしくお願いします。
『手と手で』
「所長が子どもを預かることになったって」
「忙しいだろうに面倒見切れるのか...?」
「というかあの人子守りとかできるのか?」
少年は天文台の大人たちが自分について話しているのを耳にする。
自分の存在は従兄の重荷になってしまうのではないか?
自分の振り絞った意思表示はただ我儘だったのではないか?
幼い心に何か重苦しいものが広がっていく。
「どうしたんだい」
ばつが悪そうにしていた少年の頭に従兄が優しく手を乗せた。
それだけで不思議と心が和らぐ。
『大丈夫だよ』と励ましてもらったような気がした。
優しさに応えるように少年は従兄の服の端をぎゅっと握る。
今はこれが精一杯。
『いとこのマーさん』
ぼくはマーマネ。
少し前から従兄のマーレインさんのいる天文台に住んでる。
機械弄りをしたり、天文の勉強をしたり、マーレインさんが色々なことを教えてくれたり。
天文台の人たちも忙しいのにぼくのことを気にかけてくれてる。
そういえば天文台ではマーレインさんは『マーさん』って呼ばれてる。
職員の人も、作業員の人もみんなそう呼んでた。
「おやマーマネ、休憩中かな?」
天文台の一室にあるソファに座っていたらちょうどマーレインさんが入ってきた。
「あっ、マー......」
「...ま、マーさん」
一瞬ためらって言い直す。
「えっと...ぼくもマーさんって、呼んでもいい...?」
そう呼べたら、マーレインさんともっと仲良くなれるかなと思った。
「もちろん!」
マーレインさんは満面の笑みで答えてくれた。
「じゃあそうだね...僕が『マーさん』なら君は『マーくん』でどうかな?」
マーレインさんはソファに座ったぼくに目線を合わせてそう言った。
「マーくん...?」
「嫌だったかい?」
「ううん、全然...」
マーくん、そう呼ばれたときなんだか照れちゃうぐらい嬉しかった。
ふんわりと暖かいものに包まれたような感じ。
それからしばらくして、ぼくは天文台のみんなから『マーくん』って呼ばれるようになっていた。
そういえばあの日、初めてマーさんと面と向かって話せた気がする。