監督生氏が告白されてるぅ!? ザワつく1年は最近目に入るようになったタブレットが今日は一段と挙動がおかしい事に気が付く。
扉にぶつかり、柱にぶつかり。それでも破損しないのは流石である。
画面越しのイデアは未だに昨日の事を忘れられず、なんなら夢で彼が彼女になって出てきた程だった。
「監督生氏は男、監督生氏はおとこ……男なのにあの柔らかさ何!?」
あの柔らかさに気が付いてから「あ、監督生氏なんかいい匂いしてたな」とか「唇ぷるぷるだったかもな〜」とか、いや見てたのかって言うと……見てない訳ではない。全てが妄想ではない……はず。
余りにも可笑しいぞイデア・シュラウド。監督生氏と話せば話す程、過ごせば過ごす程。目が、耳が、嗅覚が監督生氏の一つ一つを拾い上げていく。写真なんてそろそろ100に達してしまいそうだ。
2901