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    ドラケンガルドを旅するしがない字書き。稀に絵も描きます。

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    チーム砂漠の飲み会トークとその後
    シナリオ風(小説ではないです)
    お付き合いしてるグロアラ

    #グロアラ

    砂漠のコイバナジェレミー「そういえばグロスタさんはアラミスさんとどこまで行ったんすかねぇ?」

    リーザ「おっ、いいね。聞きたい聞きたい! もうキスくらいしたのか?」

    オーバン「何だ何だ。あんたらそんな関係だったのかよ」

    ジェレミー「キスどころじゃあねぇだろ嬢ちゃん。なぁ、グロスタさんはこう見えて……」

    リーザ「マジかぁー! やるなぁ!」

    グロスタ「なっ、……なにを言うのですか! アラミス殿はそんなことはいたしません!」

    アラミス「まったくだよ。少しは加減して貰いたいものだがね。グロスタ」

    グロスタ「アラミス殿も乗らないでください!」

    リーザ「え、マジ? マジでつきあってんのか?! けどさ、男同士ってどうやんの?」

    ジェレミー「そいつぁ、お嬢さん。これをこう……(指でジェスチャー)」

    マゼラン「おいリーザ、お前はそんな話聞くな」

    リーザ「えー! いいじゃん兄貴。あたしだってもう大人だし」

    オーバン「傭兵には珍しいことじゃねえからな。俺も言い寄られたのは一度や二度じゃねえ」

    リーザ「オーバンはいい男だからなぁ〜!」

    ジェレミー「あんたぁ、男にモテそうだしなぁ」

    アラミス「ふむ。確かに」

    リーザ「でもさ、男にはアラミスみたいな女男のがモテるんじゃないのか?」

    グロスタ「リーザ殿……っ」

    マゼラン「オーバンは男が惚れる男ってやつだな」

    アラミス「船乗りも乗組員は男所帯になりがちでね。相変わらず君は人気だったな、オーバン」

    オーバン「こっちは困ってるんだがな」

    リーザ「あたしが男だったらアラミスみたいな美人のがいいけどなぁ」

    マゼラン「アラミスは高嶺の花だからな。こんなのにてめぇから言い寄れんのは余程の自惚れ者か勘違い野郎だ。キレイすぎると案外モテねぇもんよ」

    リーザ「あー! 確かになぁ」

    アラミス「お前はそんなに自惚れ者だったのか、グロスタ(クスクス笑う)」

    グロスタ「アラミス殿! 俺は言い寄ってなど……」

    ジェレミー「ははっ、グロスタさんの顔が真っ赤だ。逆だろぉ? アラミスさんが旦那に粉掛けたんですよね? 俺ぁこういうのは勘がいいんですよ」

    アラミス「これは驚いたな。君の言う通りだ。如何にも私がグロスタを篭絡して……」

    グロスタ「アラミス殿まで何を……!」

    アラミス「お前も男が惚れる男だと思うよ」

    リーザ「おいおい、こんなところでイチャつくなよなぁ。目のやり場に困っちまうだろ」


     飲み会解散後


    リーザ「なぁ兄貴、あいつらマジで付き合ってんの?」

    マゼラン「そんなもん知るかよ。他人の関係にやたら踏み込むもんじゃねえよ」

    リーザ「そりゃそうだな。けどあいつらお似合だよな。グロスタもアラミスのこと、やたら世話焼くしさ」

    マゼラン「まぁ、あいつらは……、付き合いが長いからな」

    リーザ「えー、兄貴やっぱりなんか知ってるのかよ」

    マゼラン「全く。女って奴は本当そういう話が好きだな。お前みたいなじゃじゃ馬でも変わらねぇか」

     
     グロスタの私邸への帰り道


    アラミス「お前は砂漠で多くの友を得たのだな」

    グロスタ「それでも、俺にとって貴方は特別な友です」

    アラミス「お前はいつも私が欲しい言葉をくれるな」
     
     立ち止まってキス
     
    アラミス「……はやく、帰ろう」

    グロスタに寄り掛かりアラミスが囁く

    腰に力が入らなくなってしまった様子にグロスタはアラミスの意図を察して彼を支えて歩き出す
    アラミスがとろんとした眼差しを向ける

    アラミス「ここで、して……しまうか?」

    グロスタ一瞬思考停止

    グロスタ「駄目です」

    グロスタ「少し飲み過ぎですよ」

     
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    drgn_hd

    DONEフェブリス大陸で強引にXmasグロアラしたかったお話。また冬の夜の話。全年齢向け。
    ギル×ヴァ要素あり、アレインに奥方がいる設定なのでヴァを娶りし殿下、同性とイチャイチャしてしまった殿下はご注意ください
    きよしこの夜空に 氷の破片を鏤めたかのような冷たく澄んだ星空の下、白亜の王城グランコリヌを中心に扇形に広がる城下町は屋根屋根に雪を冠し、一層白く輝いていた。
     だがそれ以上に今宵の街並みはきらきらと目映い。冬祭りの華やかな燈火と蝋燭、装飾を施した窓から漏れる暖かな光を照り返して煌めいているのだ。街の至るところに屋台が立ち並び、この日のために組み上げられた舞台の上で楽団や劇団の演目が繰り広げられている。冬の、祝祭の夜だった。
     そんな中、連れ歩く二人の姿があった。
     一人は先導するかのように一歩ほど前を歩く線の細い男、アラミス。二振りの剣を腰に佩いていることからも剣士であることが察せられる彼は、持ち得た高貴な名と地位を捨てて各地を流れる傭兵である。降り積む雪にも劣らぬほど白い肌と豊かな長い金髪に透き通る碧の瞳。上背があることを除けば美女とも見紛い兼ねない中性的な容姿を持つ彼は祝祭の様子にその涼やかな目許を細めていた。
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     一人は先導するかのように一歩ほど前を歩く線の細い男、アラミス。二振りの剣を腰に佩いていることからも剣士であることが察せられる彼は、持ち得た高貴な名と地位を捨てて各地を流れる傭兵である。降り積む雪にも劣らぬほど白い肌と豊かな長い金髪に透き通る碧の瞳。上背があることを除けば美女とも見紛い兼ねない中性的な容姿を持つ彼は祝祭の様子にその涼やかな目許を細めていた。
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