Recent Search

    5296mithu5296

    @5296mithu5296

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 57

    5296mithu5296

    PROGRESS花屋と女子高生2

    現パロ安達晴信×政子の続き💐
    翌日から晴信は、イベントのときに使う軽トラをオシャレに改造した移動販売車で、三駅隣の駅前で花の販売を始めた。さして売れないだろうと思っていたが、物珍しさもあって切り花から鉢植えまで様々売れた。ガタイの良さと髭…一見声をかけるに足踏みする見た目ではあるものの、花に詳しく優しい晴信には固定の客もいるので、そのような人達が店の貼り紙を見てわざわざ移動販売にまで足を伸ばしてくれたし、そのおかげで通りがかりのお客さんも花を覗いてくれた。
     無論、晴信の目的は花を売ることではない。盛りが過ぎてしまえば可哀想に枯れてしまう花は勿論売り切ってやらねばならないが、その目的さえ達成すれば、あとは通りかかるかもしれない政子を待つばかりである。政子はフルーツキャンディーの店にまた来るだろうか…とその近くに許可を得て移動フラワーショップを展開していたが、政子は姿を見せなかった。五日粘ったが駄目だった。政子を探すことに苦はないが、延々と移動販売し続けるわけにはいかない。店舗経営に戻らねば。
    「…なぁおまさ、お前、政子を探せやしない…よなぁ。匂いもわからんしなぁ…」
     この五日ですっかり新規のお客さんの人気者となっ 3474

    5296mithu5296

    PROGRESS花屋と女子高生

    安達晴信×政子の現パロ進捗です。
    安達殿→三十路の独り身の花屋さん、記憶あり
    政子殿→高校生で剣道部主将、女子にモテるタイプ

    気が向いたら続くかも????
    花屋と女子高生






     生まれた時から不思議な記憶があった。歳を重ねるごとに鮮明になっていった。
    「おまさ〜ただいま〜」
     一人暮らし、ワンルームのアパートの電気をパチリと灯す。もうそろそろ三十路を迎える。実家の母には〈彼女の一人でもいないの〉と呆れられる始末。実際、晴信は雌の柴犬と二人暮らしなので、この子が彼女だと言ってしまえば彼女のようなものだが。
    「はいはい、おっと、待て?服に花粉がついてら。ユリの花束触ったからかな…。おまさ、ご飯、ちょっと待ってな」
     晴信がリュックを片付いた部屋の奥の窓際のベッドにぽーんと投げると、まさはぴょこぴょこ飛び跳ねるようにそれを追いかけた。こんなパーカーには、天の川のように黄色い花粉が付着している。晴信はパーカーをひゅうっと洗面所の洗濯籠に投げ入れた。ぴっちりした黒のタンクトップの下には、鍛え上げられた分厚い筋肉が詰まっている。
    「さぁてさてさて。わんちょ〜る買ってきてやったからなぁ。いつものフードの横にちょっと添えてやろうな」
     まさの前に水とご飯を置いてやると、まさはがつがつ大慌てで食べ始めた。晴信はソファに腰掛け、テレビをつけた。惰性 2042

    5296mithu5296

    PROGRESSちょっと付け足し、正殿………

    「正よ、何か不手際でもあったのではあるまいな」
     父にそのように厳しい声で問われても、正にはなんとも答えようがなかった。志村からの再びの声がかからないまま早二ヶ月が過ぎようとしている。季節さえ秋から冬に移りつつある。確かに、何か不満がなければこのように長期間声がかからぬということはない…と考えるのが普通だろう。
    「いえ…」
    「志村の若は見目は良く、己を律する厳しさと他者への思いやりをお持ちのお方だ。侍として賢人であると民達も声を揃えていうようなお方だぞ。よもや粗相など…」
    「とんでもございません」
     そのように受け答えはするものの、怪しの香を焚いてのまぐわいは正の思考をどろどろに溶かしたので、その間に粗相をしていてもおかしくはない。父の怪しむ眼差しから解放されて廊下をひたひた歩きながら、何があったか思い出そうと必死に脳を捻った。だがやはり何も思い出さな…。
    「…んぅ…」
     正は腕をぎゅうと抱いて、身悶えた。尻の奥がきゅんきゅん収縮し、魔羅がひくりと震える。情事の最中の粗相は一切思い出さないのに、志村の若のさらりとした手の動き、熟れた桃の香のような甘い匂いに浮かされて獣のような 1117