たまには攻め立てて「今日はめちゃくちゃにしてもいい?」
ダブルベッドの上であぐらをかいて座りながら、膝に菅原を乗せ後ろから抱きしめ、指を菅原の秘孔に入れる直前に澤村は耳元でそう呟いた。
「え」
菅原がコチンと固まり、少し頬を赤らめながら、ぎこちなく澤村の顔を覗き込む。
「なん……大地今日そんながっつきたいの?珍しいね」
「なんとなく」
澤村はなんてことのないように受け答えてる。普段は菅原を甘やかすように、ねっとり甘く攻めるのが澤村だが、今日は乱暴したいらしい。
コットンのワイシャツだけの菅原は袖を口元に当てながら顔を赤らめて、
「……いいよ、めちゃくちゃにして」
と小さな声で呟いた。
早速澤村は秘孔に指を、淵をなぞるように少しずつ広げていく。と同時に菅原のシャツのボタンを一つづつ開けていく。桜色に染まった胸の飾りが露わになる。
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