ALL フロデュ マレデュ エスデュ yuzenchiyo5DONEまれでゅ転寮と書いて誘拐と読む話マレ様がちょっと拗らせすぎちゃってる気がする最初エスのターンだけで愉快な長さになってしまったので削りまくりました「なんで誰も起こしてくれねーんだよ!」「そんな物好きいないっつーの」エースはいつもの数倍慌ただしく朝の身支度を整えながら、とっくに支度を整え寮を後にしようとしていたルームメイトに文句をぶつけた。自分で設定したアラームを自分で無視して寝続けたのだから、まぁ自業自得ではある。「ちぇっ、いつもだったら・・・」空いているベッドに腰かけて靴を履きながら無意識に呟くが、その手がピタリと止まる。いつも寝過ごしかけた時は、誰かが起こしにきていたような気がするのだが。「うおっ、やべぇ!」今はそんな事を考えている場合ではなかった。鞄に荷物を乱雑に突っ込んで、頭の中に引っかかった疑問を振り払うように、エースは全速力で寮の廊下を駆け抜けた。どうにか遅刻は免れる事ができた。が、朝食は食べ損ねてしまい、空腹のせいで午前中の授業は殆ど集中できなかった(ちなみに監督生には”いつもと同じじゃない?”と言われた。納得いかねー)。「はぁー・・・腹減った・・・・・・」そんなこんなで待ちに待った昼休みだ。いつものことながら混雑している食堂で適当な顔見知りに声をかけ席を確保してもらい 8215 1