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    リク@マイペース

    @em_up6

    ※無断転載&無断使用&AI学習禁止※
    好きな時に好きなのだけ描きたい。
    ギャグ系とかsukebeが多めかも。気分次第です。
    絵日記も兼ねてます。

    DQ11(グレシル/シ受/シ受固定)、他

    旅芸人が左、英雄が旅以外とのカプ、攻受逆転は✖です。守備範囲はジャンルによって変わります。
    X垢かここかブルスカ(https://bsky.app/profile/v25fw.bsky.social)によくいます。
    仮置き(https://sizu.me/riku_nonbiri)

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    リク@マイペース

    MAIKING思い付きのはろいん?グレシルお話DE毎度おなじみthe途中
    (本用のはろいんグレシルのお話は書き終え済)
    1019
    「ねぇ♡ 例えばなんだけどなんどけど」
    「いきなりどうした」
    「貴方はどっちがお好みなのかしらん?」
    「……何が言いたいのだお前は」

    急に訳のわからないことを言い出したゴリアテに、正直なところ……困惑が隠せない。突拍子も無いことを言い出すのはもはや日常茶飯事なのだが、今回は飛び抜けていた。対比させたいなら対象の名を言え。あと主語も言え。そもそも他人に話すならある程度理解出来るようにまとめたから言え。

    「わからないのぉ?」
    「わからん。色々と飛ばしすぎているからな」
    「んもぉ……季節や街に訪れた際の雰囲気とか見てないのかしら無骨な将軍様は」
    「…………」

    恋人からの散々な言われように若干傷付いてしまう。だがこれで落ち込むほどヤワではない。当ててみせようではないか!
    さて、今の季節は……暦の上では秋になるか。秋……秋……夏ほどの暑さはないが冬くらいの厳しい寒さもない。当たり前と言えば当たり前か。
    ……これだけの情報であの言葉に関連するとは到底思えん。であれば、ヒントになるのは街の雰囲気……か。

    「街……街か……。最近訪れた街は……普段通りだったな」
    「……」
    「ゴリアテ、哀れみの目 609

    リク@マイペース

    MAIKINGテキストアップロードテスト投稿
    ※前に画像として載せたものです。

    来た来た来た来た!!お話も載っけること出来る機能とか……良いぞ良いぞ!!
    無事正式に機能追加しますように……!お願いします……!

    はろいん用のお話もそろそろ仕上がり……そうで……す(多分……)
    遅くても10月中には入稿したい……
    1017
    小話1
    勇者とエマ(ほんのうっっっっすらですが主→シル)
    成人の儀式を終えて。

    成人の儀式、か……。あの景色はとても綺麗で凄かったのは確かだ。確かだけど……わざわざ登らなくてもいいんじゃないかい? 麓で神の岩に向かって祈りを捧げる、でもいいんじゃないかい?


    「って思うけど、このしきたりずっと続くんだろうなぁ……」


    イレブンは隣を歩くエマに気づかれないよう小さく溜息を吐く。視界に入る無邪気な笑顔で走り回る子供達に「あの子達もあの岩に複数……最悪一人で登るんだよなぁ……頑張れ〜」とエールを送る。その時は自分も見送る側か……と思った時、エマがイレブンへと声を掛けてきた。


    「ねぇ。頂上からの景色、とっても綺麗だったね」
    「うん」
    「イレブンは……また見たいって、思ったりする」
    「そうだね……」


    立ち止まり振り返る。視線の先にある巨大な大岩の遥か頂をじっと見つめ、少年……いや青年は口を開いた。


    「一緒に見たいって思う人が出来たら……また見たいかもしれない」
    「……そっか」


    どうしてそう思ったかは、イレブン自身もよくわかっていなかった。でも言わずにはいられなかった。
    もし 2928