ユキ×しょたモモくんパロM視点
「いらっしゃい、モモくん」
玄関のドアが開き、出てきた人物を見てオレは嬉しくなった。そこにはきらきらと輝く王子様みたいな人、ユキさんがいたからだ。肩ぐらいまである銀色の髪が小さく揺れて、青い目がまるで海のように揺れている。白い肌はきれいだし、緩やかにカーブを描いた口元はセクシー。どこをとってもこんなにステキな人をオレはこの人以外、見たことない。
「ユキさん、今日はお仕事いいの?」
「うん。もう終わったから」
「そっか!」
遊びにおいで、と言われてやってきたが、ユキさんは忙しいからお仕事の邪魔をするんじゃないかと心配だった。けれどユキさんの笑顔を見たらその心配はなさそうだから、オレは飛び跳ねるようにして家の中にお邪魔することにした。
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