マイド式ウルス型試作品γ-02「……オツキン?何をしてるんだ?」
長年過ごしてきた相棒である氷虎ですら困惑してしまうような[[rb:約1680万色ゲーミングカラー > 輝き]]がオツキンの机の上で主張激しく煌めいている
「副産物のゲーミングキウイだ」
「俺が聞きたいのは結果ではなく因果関係なのだが」
何がどうしてこうなった
オツキンの行動にこうして頭を抱えたのは何回目だろう
最も、逆も然りであることはここにハッキリと明記しなくても仲間内では知られている暗黙の了解であり、大概氷虎もブッ飛んだことをやらかすのである
「違うんだ、いや違くはないんだが」
怪しく輝くゲーミングキウイを手袋越しに持ち上げる
「果物が輝いているのはまだいい、たまにある。だからと言ってこんな輝き出すキウイは記憶が確かなら過去数回しかなかった筈だろう」
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