独り占め 魔王ウルノーガの手により命の大樹が落とされ、均衡の崩れた世界。
勇者イレブンは各地で凶悪化する魔物を倒し、散り散りになった仲間を探しながら、打倒ウルノーガを目指して進んでいた。
グロッタの町でマルティナとの再会を果たし、次なる目的地に向かう一行の前に、ご都合主義により蘇った《いたずらデビル》が現れる。
しかし所詮、旅に出たばかり頃のイレブン、カミュの二人にも敗れたモンスター。
イレブン、グレイグ、マルティナ、シルビアというバランス度外視な肉体派パーティの総攻撃に、為す術もなく瞬殺される。
ところが、体が消滅しかけたその時、木こりのマンプクを犬に変えた《例のビーム》をイレブン目掛けて放ったのだった──!
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