armadillo_hkbn 腐女子/成人/二次創作漫画や絵など描く取り扱いカプ飛虎聞(封神)富K(K2)ぶち(傀さん右) ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 56
armadillo_hkbnDOODLE armadillo_hkbnDOODLEハロウィンイベント armadillo_hkbnDONE秋色飛虎聞 armadillo_hkbnPROGRESS封神後、聞仲の所に夜這いして飛虎が雪崩れ込んでくるお話#飛虎聞序章封神された後、こんなにも充実…もとい繁忙極まる仕事人の毎日を送る事になるとは少しも想像していなかった。 黄飛虎も、そして聞仲も… 駅に逗留していた期間がヒマ過ぎたというのもあって教主-楊戩から新たなる仙界、神界の構築構想の全容を知らされた時は現世で数々の修羅場を乗り越えて来た二人ですら冷たい汗が出た。 自他共に認める天才で努力家の完璧主義者というのは少々理想が過ぎるのかもしれない。 妖怪出身と人間出身の者が混ぜこぜに封神され 更に身分の高い立場だった者、そうでは無かった者が混ざっている状態で揉め事が起こらないはずが無く、日々勃発する問題の解決と神界の構築任務、挙げ句人間界への助力という出向業務まで能力の高い者には容赦なく仕事が積み上げられた。 1249 armadillo_hkbnPAST夏っぽい漫画出てきたから再掲(2019か2020)恋の自覚ww的な #飛虎聞 3 armadillo_hkbnPROGRESS18禁パートの前まで続き封神とは奇妙な体験であった、と黄飛虎は思う される直前までは、自分の命はここまでという覚悟と諦念が確かにあったのだ。ところがいざ封神されてみると肉体があり、感触があり、熱も痛みも匂いも感じ、魂魄体とはおおよそ人であった時とは大差が無い体であった。 死の覚悟を否定されたようにも感じ最初は少し混乱した飛虎であったが、やがて新しい体も悪くねぇと、彼なりの解釈で受け入れられるようになった。 封神された者達は駅と呼ばれる浮島でしばらく過ごした後、神界へと居住を移した。 聞仲と飛虎は近接する銘々の邸に住んでいた。お互いに行き来していたものの、生前から統治の中心に在った二人である。結局、新たなる世界の構築に於いてもいかんなく能力を発揮するところとなり多忙な毎日を送っていたのだった。 3770 armadillo_hkbnPROGRESS序章の続き「全く…こんな格好で山登りさせられるとは思わなかったぞ…足さばきが悪すぎる。全く前に進まん。お前と同じような服じゃダメだったのか」 ぶつくさ文句を連呼しながらようやく頂上に着いた男もまた長身で、これまた豪華なあつらえの引きずるほど長い純白の長衣を身に着けていた。 「大変ご苦労申し訳ないが、その衣装以外ありえねえな…」 純白の艶姿を上から下までじっくりと眺めて大男が言った。そこから先の言葉が出ないらしく、夢見心地か呆けたような締まりの無い顔でひたすら見つめてくる。 「……何かおかしいか、着慣れぬ衣装だからな……多少の違和感は…」 「良く似合ってんぜ」 遮るように大男が断言した 「ものすごく似合ってる。天女が現れたと思た!」 973 armadillo_hkbnPROGRESS飛虎聞の結納から結婚式のお話序章青草の茂る丘に桜が咲いていた。丘の向こうには柱状の岩山が幾重にも連なり、さながら水墨画の世界であった。風が時折強く弱く吹くたびに青草の斜面を雲が流れていった。 一際大きな桜の古木の根元に男が腰掛けていた。 座っていても分かるほどの大男で黄色がかった茶の髪に光が当たった部分が金色に輝いていた。 手折ったのであろう、桜の枝を弄びながら時折登ってきた斜面に桜に山の連なりに視線を彷徨わせ、また斜面に戻った。手持ち無沙汰なのである。男は誰かを待っていた。 ここは蓬莱島 仙人と神が別天地にと選んだ地球に似て非なる星。この丘は桃源郷という名前がついていた。地球にもよく似た場所があって桃源郷と呼ばれていたらしい。同じ名前を付けられたという事だ。 799 12