【原兄ちゃんの孤独じゃない日常】①『第1話:いつの時代も老若男女に愛される男』
~休日の昼過ぎ、駅前広場にて~
原「(映のやつ遅いな···。約束の時間を過ぎたぞ…)」(チラリと腕時計を見る)
モブ男「やぁ、そこの君。ちょっと良いかな」
原「ん 僕ですか」
モブ男「もちろん」
原「あの、道に迷ったとかなら、すぐ近くに交番がありますよ」
モブ男「あぁ、違う違う。いやね、君···、モデルの仕事って興味ある」
原「はい…(何だか面倒くさそうな人に絡まれたな…)」
モブ男「君を一目見てピンと来たんだよ〜 そのクールな表情やルックス、そして惹き付けられる独特なオーラ…。 モデルとして相応しい素質があるってね… ぜひうちの事務所で、働いてみないかい」
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