たかた
6ka_1
DONE『元◯◯な班長さんとつれないマフィア(仮)』のリライト再録④「うたかたの休日」⚠R-18(甘々ではないです)加筆修正前のものはpixivに全文掲載しています
https://www.pixiv.net/novel/series/1052682 32
mattea_latte
MEMOCoC「対の棲みか」KP (KPC):スー (月峯 満)
PL (PC):おちゃ (月峯 翔)
Special Thanks:あめこさん
▷1話「霧謬の見」 :END-B
2話「うたかた箱」:END-B
3話「暗点の記」 :END-E 4
sugiru_futsu
DONE田口がインフルに罹るたかたぐです。My Funeral Rehearsal『ごめん、熱出たから今日休む』
田口から連絡があったのは、火曜日の冷えた朝だった。鷹見はスマートフォンを操作し、承知した旨を返信する。手袋をしていても尚悴む指は、何度かキーを押し間違えた。通学路のアスファルトは凍った名残に黒く濡れていた。前日の練習の様子を思い返す。クリスマス兼学期末ライブを控えた最後の視聴覚室でのバンド練習だったが、田口の演奏は本調子と言えるものではなく、遠野からも何度か指摘を受けていた。帰り道で頻りに寒いと繰り返して身を震わせていたのも、てっきり元来の寒がりの質によるものと見えたが、発熱に伴う悪寒だったのだろう。田口はいつも通り蒼褪めた頬で申し訳なさそうに笑っていた。はぁ、と鷹見の吐き出した息が白く形を持った後に溶け消える。晴れていてもくすんだ寒空の通学路に同じ制服の後ろ姿が増え始める。学校に着くまでの間に水尾と遠野からも端的な返信がついた。
4578田口から連絡があったのは、火曜日の冷えた朝だった。鷹見はスマートフォンを操作し、承知した旨を返信する。手袋をしていても尚悴む指は、何度かキーを押し間違えた。通学路のアスファルトは凍った名残に黒く濡れていた。前日の練習の様子を思い返す。クリスマス兼学期末ライブを控えた最後の視聴覚室でのバンド練習だったが、田口の演奏は本調子と言えるものではなく、遠野からも何度か指摘を受けていた。帰り道で頻りに寒いと繰り返して身を震わせていたのも、てっきり元来の寒がりの質によるものと見えたが、発熱に伴う悪寒だったのだろう。田口はいつも通り蒼褪めた頬で申し訳なさそうに笑っていた。はぁ、と鷹見の吐き出した息が白く形を持った後に溶け消える。晴れていてもくすんだ寒空の通学路に同じ制服の後ろ姿が増え始める。学校に着くまでの間に水尾と遠野からも端的な返信がついた。
MTRYKMNKT
DOODLEカタシロ履修済みですか?y/nスギちゃん回と安元さん回を見に行ったカタシロ大好きマンのネタバレありらくがき
最初2枚は印象に残ったシーン、あとはほぼ医者もといディズムさんともう一人の患者と舞台の覚え書き 10
あおい
INFO前依頼をしてくれた方を探しています。エアスケプ依頼の締切に間に合わず、描く予定だったキャラの一人が解らなくなってしまいました。依頼内容は、天道あかねの柔道着と、もう一人の共闘シーンです。
依頼をくださったかた、メッセージを送ってくださると嬉しいです。
よろしくお願いします。
SaitouSetsuna
DONECoC「凍夏」KP:オノベルさん
PC:三春咲輝(メジェドさん)
PC:衣波柊(ゆずのさん)
PC:朝宮 歌那(うたかたさん)
PC:青海蓮画(サイトウ刹那)
▷ED1-全生還
「星が瞬く空にこの音楽が届きますように」
SaitouSetsuna
DONECoC「誰かシュレディンガーの猫を殺したの?」KP:オノベルさん
HO1:春日井時羽(サイトウ刹那)
HO2:鞠衣望々子(ゆずのさん)
HO3:白銀雅(メジェドさん)
HO4:飛鳥馬好未(うたかたさん)
▷END-A
たとえ記号にまみれた世界でも。
そうじゃないと言ってくれた人たちがいたから。
心に秘めた罪悪感とともに。
ぼくの意思は、ここにある。
kidd_bbb_g
TRAINING黒猫の相棒ちゃんの話です。あのほら…サイン会行ってらしたかたの話で…ドクターの相棒 ソファの上、黒猫がドクターTETSUの膝に飛び乗る。
「どうした相棒?」
この黒猫を、ドクターTETSUは相棒とよぶ。あるいは単に『おい』と。譲介は黒猫が名前で呼ばれているのを聞いたことがない。
「そいつ、名前何です?」
「名前?」
譲介がドクターTETSUに訊ねると、ドクターTETSUは話が飲み込めないようだった。
「……つけて無ェなあ、そういえば」
「無いんですか」
「今から考えるか」
「でも、こいつ、もう自分の名前のこと『相棒』だと思ってますよ。たぶん」
黒猫はドクターTETSUの膝の上で機嫌よく目を閉じている。譲介は艶やかな黒い背に呼びかける。
「あいぼう」
黒猫は知らんぷり。
「おい、あいぼう」
やっぱり、知らんぷり。
544「どうした相棒?」
この黒猫を、ドクターTETSUは相棒とよぶ。あるいは単に『おい』と。譲介は黒猫が名前で呼ばれているのを聞いたことがない。
「そいつ、名前何です?」
「名前?」
譲介がドクターTETSUに訊ねると、ドクターTETSUは話が飲み込めないようだった。
「……つけて無ェなあ、そういえば」
「無いんですか」
「今から考えるか」
「でも、こいつ、もう自分の名前のこと『相棒』だと思ってますよ。たぶん」
黒猫はドクターTETSUの膝の上で機嫌よく目を閉じている。譲介は艶やかな黒い背に呼びかける。
「あいぼう」
黒猫は知らんぷり。
「おい、あいぼう」
やっぱり、知らんぷり。