むろと
fuduki_otk
PROGRESS8/31のマヴコネでシャリシャア新刊になる予定のお話です。短編連作形式なので、途中までWEBで公開していこうと思います。
今回は寝坊をした日のシャリとシャアのそれぞれの日常。
ドレンとアムロとカミーユが出てきます。
pixivはこちら
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25543276
【シャリシャア】エンドロールのそのあとに 02「まったく……まさかアンタが寝坊で遅刻をするとはな」
出勤時刻に目を覚ます、という特大の遅刻をやらかしたシャリアは、出社するなり所長のドレンにこってりと絞られた。
齢三十を過ぎてガチめの説教を頂いてしまった理由は、遅刻そのものではなく遅刻をするに至ってしまった『理由』のほうだったので、シャリアはただただ恐縮することしかできなかった。
「はあ……。まあ、いいけどな。仲がいいのは結構なことだ」
コーヒーサーバーから二人分のコーヒーを運んできたドレンが、その一方をシャリアに差し出してくれる。
どうせ朝から何も食べていないんだろう。
無言で差し出されたそれを受け取って、シャリアは「ありがとうございます」と苦笑いを浮かべた。
5093出勤時刻に目を覚ます、という特大の遅刻をやらかしたシャリアは、出社するなり所長のドレンにこってりと絞られた。
齢三十を過ぎてガチめの説教を頂いてしまった理由は、遅刻そのものではなく遅刻をするに至ってしまった『理由』のほうだったので、シャリアはただただ恐縮することしかできなかった。
「はあ……。まあ、いいけどな。仲がいいのは結構なことだ」
コーヒーサーバーから二人分のコーヒーを運んできたドレンが、その一方をシャリアに差し出してくれる。
どうせ朝から何も食べていないんだろう。
無言で差し出されたそれを受け取って、シャリアは「ありがとうございます」と苦笑いを浮かべた。