アイヌ語
yo_yo_mzmz
DOODLE最近のマイブームちゃぺ青の好きなラフ※「ちゃぺ」とは…津軽では子猫のことを指す。アイヌ語らしい。親戚のおばさま方や隣町の友人達が使っているのを何度か聞いたことがある。日常的、自発的には使わないかも。これもいわゆる消えかけている方言になるのかもしれない。 6える仔(Eruko)
TRAINING前回の続き杉リパ(?)です。杉元さん、実はアシㇼパさんのしていたことに薄々と気付いていた模様。そのキッカケみたいな話です。タイトルはアイヌ語のオノマトペでドキドキという意味らしいです。!attention!
両片想い。杉元視点。
くっついて眠るのが書きたかったんですと言い訳。
トㇰトㇰセそれは、俺がアシㇼパさんとアイヌコタンに帰ってきて暫く経った、ある夜の出来事だった。
「…もう、寝たのか…杉元」
その日、夕食を終えたアシㇼパさんはいつにも増して上機嫌だった。追い掛けていたユクも守備良く仕留め、美味いオハウに二人で舌鼓をうった。少し頬を赤らめながら敷いた松葉の上で満足気に微笑む顔といったら、他に例えようのない可愛さがあった。片付けもそこそこにして、明日の予定を立てつつの就寝前の会話はお開きとなったはずだったのだが…。
「…いや、まだ起きてるけど…」
「そうか…」
もう、とうに眠ったと思っていた焚き火を挟んだ対岸側から声を掛けられて、俺は瞑っていた目をうっすらと開いた。見ると、こちら側に背を向けて横になっているアシㇼパさんがモゾモゾと動いているではないか。
2544「…もう、寝たのか…杉元」
その日、夕食を終えたアシㇼパさんはいつにも増して上機嫌だった。追い掛けていたユクも守備良く仕留め、美味いオハウに二人で舌鼓をうった。少し頬を赤らめながら敷いた松葉の上で満足気に微笑む顔といったら、他に例えようのない可愛さがあった。片付けもそこそこにして、明日の予定を立てつつの就寝前の会話はお開きとなったはずだったのだが…。
「…いや、まだ起きてるけど…」
「そうか…」
もう、とうに眠ったと思っていた焚き火を挟んだ対岸側から声を掛けられて、俺は瞑っていた目をうっすらと開いた。見ると、こちら側に背を向けて横になっているアシㇼパさんがモゾモゾと動いているではないか。
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DONE有菊(カプ色かなり薄)金塊争奪戦後の有古力松/イポㇷ゚テの話
後編は執筆中
※オリジナルキャラクターあり
※アイヌ語の単語は登別のある「幌別方言」を参考
※その為「父=アチャ」ではなく「父=ミチ」に
常世で泣いてくれ そして、〈前編〉 なぁ、おチビ。
アフンルパㇽへ入ってはいけないよ。
会いたい誰かがいたとしても。
懐かしい誰かに会えるとしても。
そこへ行ってはいけないよ。
囲炉裏の中の揺らめきを見つめる祖母の表情は穏やかで、優しい声色が物語を紡ぐ。
膝の上で褐色の小さなこうべを撫でるその手は乾いていて、温かかった。
遠い幼少の日は胸の奥底に眠っている。
《一》
その夜、イポㇷ゚テが見た夢は鮮明だった。
そこは療養の日々を送っていた宿の一室で、その時分には着ていなかったはずのアットゥㇱ(樹皮衣)をまとい、ロウソクの火だけが揺れる暗闇の中で一人ぼんやりと佇んでいた。
ふいに男の声で名を呼ばれる。
――有古。有古力松一等卒。
聞き馴染みのある柔らかな低音と抑揚。振り向くと、そこにはかつての上官の姿があった。
27847アフンルパㇽへ入ってはいけないよ。
会いたい誰かがいたとしても。
懐かしい誰かに会えるとしても。
そこへ行ってはいけないよ。
囲炉裏の中の揺らめきを見つめる祖母の表情は穏やかで、優しい声色が物語を紡ぐ。
膝の上で褐色の小さなこうべを撫でるその手は乾いていて、温かかった。
遠い幼少の日は胸の奥底に眠っている。
《一》
その夜、イポㇷ゚テが見た夢は鮮明だった。
そこは療養の日々を送っていた宿の一室で、その時分には着ていなかったはずのアットゥㇱ(樹皮衣)をまとい、ロウソクの火だけが揺れる暗闇の中で一人ぼんやりと佇んでいた。
ふいに男の声で名を呼ばれる。
――有古。有古力松一等卒。
聞き馴染みのある柔らかな低音と抑揚。振り向くと、そこにはかつての上官の姿があった。
Ponya_orz
DONE本誌完結後のお話妄想です。杉リパと鯉月2大カップル結婚しろ‼️という気持ちがめちゃくちゃ籠ってますので苦手な方は回れ右お願いします。
※独自ネット検索学習での所謂俄なアイヌ語を使用しております。有識者の方や不快に思われる可能性のある方もどうぞそっ閉じしてやって下さい。 12