ウッディ
みーな
DOODLEラブイチャ兄弟、香水ネタ。すぐ書きたかったのですが、109話で飛んでってました。
あんな職業の人が首に自由に触れさせるって実はスゴい事なんだろうな、とドキドキします。
表題はずっと兄のイメージにしていた香水なんですが(使用じゃなくてイメージ)、これもウッディスパイシー系。バニラ入るので、GUYSとはかなり異なりますけど。
EGOISTE「ふーん、これが友一君の香りですか。」
真次が、高級そうな小さいガラスの瓶の蓋を開けて、小さな紙に香水を吹き掛けクンクンしていた。
照明を落とし気味にしたリビングのテーブルには包装紙が畳まれている。
「買ったんだ?」
「もちろんです。活気のあるスパイシーなトップノートからはじまり、ミドルノートからラストノートの爽やかさは草木の自然を感じる現代的な……」
「恥ずかしいから読み上げるなよ。」
「つけてもいいですか?」
「いいけど……」
真次はトントンとソファーの空いた席を軽くたたく。
「こちらに来て下さい。」
「え? ……俺?」
「友一君の香りでしょう。私がつけると思いました?」
「だって、“つけてもいいか”って言ったから。」
1546真次が、高級そうな小さいガラスの瓶の蓋を開けて、小さな紙に香水を吹き掛けクンクンしていた。
照明を落とし気味にしたリビングのテーブルには包装紙が畳まれている。
「買ったんだ?」
「もちろんです。活気のあるスパイシーなトップノートからはじまり、ミドルノートからラストノートの爽やかさは草木の自然を感じる現代的な……」
「恥ずかしいから読み上げるなよ。」
「つけてもいいですか?」
「いいけど……」
真次はトントンとソファーの空いた席を軽くたたく。
「こちらに来て下さい。」
「え? ……俺?」
「友一君の香りでしょう。私がつけると思いました?」
「だって、“つけてもいいか”って言ったから。」