カツカレー
俺!俺!俺俺俺俺!!!
DONEエグシャリ ザベくんと大佐とカツカレーのことを考える中佐無題シミュレータ訓練を終えたエグザべを迎えたのは、タオルと水のボトルを持ったシャリアだった。近くにあったベンチにエグザべと共に腰を下ろすと、受け取ったタオルで汗を拭うエグザべに「お疲れ様でした」と微笑んだ。
「珍しいですね、貴方がここに来るなんて」
「たまには頑張る部下の様子も見ておかないとね。……特に、悩みを抱えているような子はね」
シャリアの言葉に、ボトルの蓋を開けようとしていた手が止まる。
エグザべか悩んでいたのは事実だ。しかしまさか彼本人が普段近寄らないMS訓練用シミュレータ室に来てまで言及するとは。シャリアが鋭い、というかこちらのことを見透かすのはいつものことであったが、まさか彼から触れてくるとは思わなかった。
2472「珍しいですね、貴方がここに来るなんて」
「たまには頑張る部下の様子も見ておかないとね。……特に、悩みを抱えているような子はね」
シャリアの言葉に、ボトルの蓋を開けようとしていた手が止まる。
エグザべか悩んでいたのは事実だ。しかしまさか彼本人が普段近寄らないMS訓練用シミュレータ室に来てまで言及するとは。シャリアが鋭い、というかこちらのことを見透かすのはいつものことであったが、まさか彼から触れてくるとは思わなかった。
𓆟ヤマダ𓆟
DONE「さよなら世界」10話の死後幽霊になったスミとイサが時々酷い下ネタ挟んだり殴り合ったり心臓ぶっこ抜かれて悶絶したりしながら過去へ行く計画進めるルルを見守るイサ視点の短編です。この話のスミイサはボーンファイアってないのでたぶんデキてないです
※死体の描写があるのでグロ注意
※過去作のルルがカツカレー食べる話と微妙に繋がってます
感想あればマシュマロかここのスタンプでください。私が喜びます。 8
穂村凛 / ぽむりん
DONE『悟と傑がカレーを食べる話。』の第1話。呪専に入学して間もない五と夏が、地方任務先でカツカレーを食べます。
あと何話か色んなカレーを食べたり作ったりする話を加えて、11/23妖言の新刊になる予定。
悟と傑がカツカレーを食べる話。柔らかな風にふわりと前髪を持ち上げられる。歩みを止めた夏油が視線を上げると、無数の花びらがはらはらと儚げに宙を舞っていた。
もう四月も終わりに近い時期。しかし、雪深いこの土地の気候のせいなのか、はたまた品種の違いなのか。
頭上では満開を過ぎた桜が、最後の一仕事と言わんばかりに、薄紅色の花びらを散らしていた。
春風を泳ぐように花吹雪が舞う幻想的な光景。ついつい目を奪われていると、不意に視界の端で銀色がきらめく。
石畳が続く道の先から名前を呼ばれた。
「おーい、夏油。何をボーッと突っ立ってんだよ?」
急かすような言葉とは裏腹に、声色からはのんびりと穏やかな気配が漂う。
日差しを受けて輝く白銀色の髪もまた、この美しい風景の一部と化していた。
6305もう四月も終わりに近い時期。しかし、雪深いこの土地の気候のせいなのか、はたまた品種の違いなのか。
頭上では満開を過ぎた桜が、最後の一仕事と言わんばかりに、薄紅色の花びらを散らしていた。
春風を泳ぐように花吹雪が舞う幻想的な光景。ついつい目を奪われていると、不意に視界の端で銀色がきらめく。
石畳が続く道の先から名前を呼ばれた。
「おーい、夏油。何をボーッと突っ立ってんだよ?」
急かすような言葉とは裏腹に、声色からはのんびりと穏やかな気配が漂う。
日差しを受けて輝く白銀色の髪もまた、この美しい風景の一部と化していた。
novia
DONEレ→アを前提とした、6.3の心域イベに沿ったお話です。※6.3までのネタバレ含む。後半に独自の解釈・脚色を含むため、ご了承の上でお読みください(描く前にイベントムービー見返したら記憶と違っていたけどそのまま描いた結果)。暗いです。カツカレーのツイッターアカウントが凍結されたため、メインアカウントの方に上げてます。https://twitter.com/502novia/status/16874 7
h_taro3
DOODLE10ページ位かな?そういえば前に「イベントで交流したいな〜」ってポイピクでつぶやいたんですけど、交流したいです!って拍手下さってて嬉しいです☺️仕事以外でランチとかしてないなぁ。ちなみに今日は休日出勤だったので上司にカツカレー奢って頂いたんだけどお馴染みア●ケンさんに「今日の摂取カロリー超えたけんね」みたいな数値になってて世知辛い…ってなった(もちろん夕飯食べました)
isona07
DOODLEキメツ学園、皆が家帰ったらヨリチがカツカレー作って待ってるって言ってたから…書いた兄「父上も母上もよくこんな空気になってた」 この年になると、流石にカツカレーをいっぱいに食うとしんどい。
黒死牟は勤め先の鬼舞辻議員事務所からの帰り道、胃をそっと撫でながら歩いた。黒いスーツ姿のサングラス男。それが街灯に照らされる歩道をペタペタと歩いている。キメツ学園で行われたハロウィンパンプキンバトル。それの優勝をもぎ取り、何とか『食堂のカツカレー食べ放題チケット』を手に入れてしまうこととなってしまった黒死牟。本当はハロウィンパンプキンバトルで例年配られている、産屋敷邸での晩餐会チケットが欲しかったのだが、今年だけイレギュラーで優勝賞品が変わっていたからして、そのチケットが黒死牟の手に握られることはなかった。
そんな黒死牟が狙いのチケットの代わりに手に入れた食堂のカツカレーを食べるための券。別段にカツカレーなんぞには心底興味関心はなかったが、もらったものはキチンと使わねばご法度だろうと、これくらいして帰らねば時間を無駄にしてしまった甲斐もないだろうと、そう思って彼は態々手に入れたチケットを使用してカレーを食って事務所に帰り、通常の業務を片付けてそれから帰路についている。辺りはどっぷりと日が沈んでいた。空には星と月が浮かんでいる。それをぼんやりと見上げてそれから彼はハァと溜息吐き出した。今夜もまた遅い帰りだ。別に仕事に不平不満はないけれども、残業が長いことだけは、どうにも良い顔ができない物事であるに違いなかった。
3045黒死牟は勤め先の鬼舞辻議員事務所からの帰り道、胃をそっと撫でながら歩いた。黒いスーツ姿のサングラス男。それが街灯に照らされる歩道をペタペタと歩いている。キメツ学園で行われたハロウィンパンプキンバトル。それの優勝をもぎ取り、何とか『食堂のカツカレー食べ放題チケット』を手に入れてしまうこととなってしまった黒死牟。本当はハロウィンパンプキンバトルで例年配られている、産屋敷邸での晩餐会チケットが欲しかったのだが、今年だけイレギュラーで優勝賞品が変わっていたからして、そのチケットが黒死牟の手に握られることはなかった。
そんな黒死牟が狙いのチケットの代わりに手に入れた食堂のカツカレーを食べるための券。別段にカツカレーなんぞには心底興味関心はなかったが、もらったものはキチンと使わねばご法度だろうと、これくらいして帰らねば時間を無駄にしてしまった甲斐もないだろうと、そう思って彼は態々手に入れたチケットを使用してカレーを食って事務所に帰り、通常の業務を片付けてそれから帰路についている。辺りはどっぷりと日が沈んでいた。空には星と月が浮かんでいる。それをぼんやりと見上げてそれから彼はハァと溜息吐き出した。今夜もまた遅い帰りだ。別に仕事に不平不満はないけれども、残業が長いことだけは、どうにも良い顔ができない物事であるに違いなかった。