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    カルタ

    MondLicht_725

    СДЕЛАНО夏五版ワンドロワンライ第117回お題「ローカルタレント」お借りしました。

    解散後の祓本夏五です。
    夏五版ワンドロワンライ第117回お題「ローカルタレント」 線を半分ほど引いたところで、黒が掠れる。どうやらこのペンも、そろそろ寿命であるらしい。また新しいものを買ってこないと。それとも、伊地知あたりに頼んだ方が確実だろうか。毎日は目まぐるしくすぎていって、今覚えていても忙しさにすぐに忘れてしまう。
     やっぱり伊地知に頼もう。思い立ったら忘れないうちにすぐ行動。ポケットからスマホを取り出してメッセージを送信するとすぐに既読がつき、わかりましたと返ってくる。やっぱりこれが正しい選択だったらしい。これで忘れてしまってもペンは手元にやってくる。
     今日のところは仕方がないので掠れたまま、隣に書いてある数字プラス1を書き、定位置となっている空き缶のペン立てへ戻す。南の島に旅行に行ったときに買ったローカルビールの空き缶を加工して作った代物だ。今時小学生の工作だってもっとマシなものを作るだろうと作った当時は2人して爆笑したのだが、今でもこうして役割を果たしてくれる。落とした時についた凹みはあれど、色あせることもなく今でも10年前の面影をしっかり残している。
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    plenluno

    ПРОГРЕСС海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカ
    あらすじ
    西の国と北の国の国境付近の海域で漁船が次々と消息を絶っているという報告を受け、賢者の魔法使いたちは調査に赴く。西の国のある漁村で彼らが耳にしたのは魔の海域・通称《聖域》のうわさだった―――。

    オリジナルの町でオリジナルのモブがたくさんしゃべります
    次回からいよいよ航海の始まり!
    海霧に霞む哀慕のカルタ・ナウティカ 2話 食堂での会話の2日後、賢者と賢者の魔法使いたちは西の国北部にあるサラバスという港町へやってきた。この町の酒場で依頼人から話を聞き、提供された船に乗って件の海域へ向かう手はずになっている。
     箒やアルシムを使わない移動方法であるのには魔法舎の誰もが疑問を呈したが、理由を聞けば皆納得した。
     というのも、行方不明者には魔法科学をもとに作られた魔動力船の乗組員や魔法使いも含まれていることから、移動中に魔法が使えなくなってしまうリスクを考えたのだ。危険な魔法生物が棲息する海上で魔法を封じられたまま放り出されれば、いかに賢者の魔法使いといえど命はない。
     今回同行する賢者の魔法使いは、なぜだかノリノリで参加しているブラッドリーと成り行きで同行させられたネロ、西の国での任務ということで西の魔法使い全員、双子に賢者作の消し炭とマドレーヌで接待されながらしつこく言われて出てきたミスラとそこにちょうど居合わせたリケというあまりない組み合わせである。
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