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    サレ

    suisoo___

    MAIKING双子ちゃんバースデー、途中までなんですがこんな感じの話をアップ予定です🩵💛

    タイトルが本日バースデーの超時空シンデレラの曲からいただいたのでちょっとだけ…🤟

    無印砂漠→無印宇宙→運命クレタ後→自由前の時系列で、とりあえず無印砂漠編になります

    ZEROが公開されるまでに出したかった話なので、間に合って良かった……
    流星にまたがって(双子話/無印) ふと目が覚めてしまったカガリは、外の空気を吸いに寝床から出て夜の砂漠を歩いていた。昼間の焼けつくような熱をすっかり手放し、冷え込むような静けさに包まれている。月の光は頼りなく、風が吹くたびにサラサラと砂が音を立て視界をゆっくりと削る。


     そろそろ戻ろうかと踵を返そうとした所、視界の端に人影を見つけた。

     「……ん?あいつ、確か……」

     薄暗い月明かりの中を、誰かがふらふらと歩いていた。カガリは目を凝らした。制服の裾が風に揺れている。その歩き方はどこか現実から切り離されたように頼りない。細身の身体、ブラウンの髪。見覚えのある少年。
     
     「あんな所で何してるんだ……?」
     思わず足を動かしていた。戦闘がようやく終わりみんなが寝静まった時間に、何故か夜の砂漠を歩いていた。帰る場所があるはずなのに、何故。
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    壱梨あかり

    DONEメタ要素ありの、自分の意思通り動くことの許されないプレイヤーキャラクターァォちゃんと、そんな彼女に救われたから、力になりたいハッさんの話です。🍊💙。
    ハッさん→→→→→(←)ァォちゃんぐらいの感じです。ァォちゃからの特別が無いところスタートの、ァォちゃ視点。
    ルールが上書きされました。 世界は、決まった方向にしか、変化していかない。
    他の可能性があったとしても、それらは記録に残ることなく、バグとして扱われ、あるべき姿へと修正されるのだ。
    この法則は、パルデア地方を生きる人達にも、適用されている。みんなの意図など関係なく、規則正しくあれと強いられる。

    それは『わたし』だって例外じゃない。

    美味しいものがあったら、美味しいと思う感覚はあるし、すごいものを見ると、すごいと感動に震える心もあるとしても、だ。
    ただ例外があるとすれば、『わたし』には、『わたし』の体を突き動かす、別のなにかが存在しているらしいということ。具体的にはわからない。在るらしい、ということ以外にはっきりしたものはない。気づけば、めちゃくちゃな動きをさせられたり、派手な姿をさせられても、わたしの好みではないと、これを拒絶する権利は無いようだった。
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