スザンナ
Leo_neko22
MOURNING支部に載せたけど恥ずかしくなって非公開にした話です。供養&成仏させて下さい。ジェフリーとスザンナが12~13歳ぐらいの年齢で想定。ジェフリーの魔力属性を火、スザンナを風と仮定しています。(特にジェフリーは原作にもちゃんとした記述がないので不明なのですが、弟ジオルドが火である事と火属性は光属性の次に少ないらしいので王族である彼の予想として火としました)大丈夫な方のみ。
「ところでジェフリー王子!今日はお前に頼みがある」
最初こそは上品にお茶を飲んでいたスザンナだったが使用人を下げて二人きりになった途端、ソファから立ち上がる。
しかもまるで挑戦状でも叩きつけるかのように、腰に手を当てもう片方の手で俺をピシッと指差した。
「おいおい、それが人に物を頼む態度かよ。スザンナ・ランドール」
「すまない。じゃああらためて頼もう」
スザンナはその青い瞳でじっと見つめながら、俺の手を取りぎゅっと両手で握りしめる。
「ジェフリー様。私のお願いを聞いて頂けますでしょうか?」
「なんでも言ってくれたまえ。愛しの婚約者殿」
目を合わせたまま暫しの沈黙。
しかし次の瞬間、堪えきれず同時に吹き出した。
2182最初こそは上品にお茶を飲んでいたスザンナだったが使用人を下げて二人きりになった途端、ソファから立ち上がる。
しかもまるで挑戦状でも叩きつけるかのように、腰に手を当てもう片方の手で俺をピシッと指差した。
「おいおい、それが人に物を頼む態度かよ。スザンナ・ランドール」
「すまない。じゃああらためて頼もう」
スザンナはその青い瞳でじっと見つめながら、俺の手を取りぎゅっと両手で握りしめる。
「ジェフリー様。私のお願いを聞いて頂けますでしょうか?」
「なんでも言ってくれたまえ。愛しの婚約者殿」
目を合わせたまま暫しの沈黙。
しかし次の瞬間、堪えきれず同時に吹き出した。