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    スパーク

    makimushi_sd

    DOODLEスパーク新刊のあとがきに描ききれなかった4コマです。
    本を読んでくださった方々ありがとございました。

    以下、牧仙が犬を飼うことの私の熱い想いなので、読まなくて大丈夫です。

    まず前提として、牧さんは犬派で犬好きだと思ってます。
    根が絶対王者というか帝王だから、賢くて、気高くて、自分にだけ忠実な輩下を好む人だと思ってるので。
    犬は犬でも「ワンコ」ではなくて「忠犬」の方です。

    だから将来は犬を飼いたいかな?というのが根底にあって。
    なおかつ、仙さんと暮らすことを考えると、たとえば自分が家を空けて仙さんがお留守番してる時に、自分の息がかかった忠実な犬が仙さんの側にいれば良いと考えるんじゃないかなと。
    牧さんは、大きくて緩やかで、でも確かな束縛をするタイプだと信じてるので・・・

    ちょっと根無し草な雰囲気の仙さんだけど、責任感や情がとても強い人だと思うので、家で世話すべき犬がいると思うと絶対に帰ってくる安心感もある。

    牧さんが出張等で家を空けるとき、よろしくなと声をかけて家を出るのを、仙さんは「犬たちの世話ね、了解」って思うけど、犬は「仙さんの世話ね、オッケー」って思ってると私が幸せ。

    犬たちは牧さんを主人と思ってるので、牧さんが居るときは人間のベッドにあがらないけど、仙さんだけの日はあがってくる。
    牧さんには内緒な…っていってそんな日は仙さんは犬とベッドで寝ちゃうわけですね。

    仙さんは、牧さんの本心を知ってか知らずか、オレが家にいないときに寂しいから牧さんは犬飼ってるんですよ・・・って言ってる。

    …という妄想を込めて新刊に犬を飼うシーンを入れたのです。妄想が・・・長い!!!!

    ※仙さんは犬派でも猫派でもなく、海の生物の方が好きかなって思ってます。水族館好きそう。水族館デート・・・(エンドレス妄想)

    あもり

    DONE11/23 スパークにて会場無配コピー本として頒布した、遙か3小話です。
    遙か3本編前の八葉それぞれの情景や場面を映した,まさに小話集です。
    カップリング要素なし。オールキャラものです。
    当日お手に取っていただいた方、本当にありがとうございました。
    ※「春日望美の有在」通販購入に限り、こちらの現物をお付けしています。
    それぞれの前夜「朔殿は大丈夫ですか、景時」
     陣幕から一人出てきた景時に向かって声をかけると、思ったよりも肩の力を抜けさせてこちらに歩み寄ってきた。
    「うん、もう大丈夫。あとは寝て回復するしかないだろうからね」
    「……無茶をさせてしまったな」
    「白龍の神子がいればまた違ってくるんでしょうが」
    「白龍の神子、か」
    「おや九郎。その声は信じていませんね」
    「そういうわけではないが……、俺はこの目で見るものでしか、判断できないだけだ」
     弁慶がからかうように声をかければ、九郎はやや眉を寄せた表情を浮かべる。嘘をつくことを知らないまっすぐな源氏の総大将は、自分の感情にも素直であった。
    「九郎らしいね~」
    「なんだと」
     褒めているのになあ、と景時は苦笑しながら、あつらえられた席に座る。弁慶は三人そろった卓に持ち出してきた書を広げる。これからの京への進め方、そして、景時と弁慶はお互い言わないがー実践として初めて源氏軍に加わった、自分たちの下にいる黒龍の神子のことを嫌でも意識せざるをえなかった。
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