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    タコ

    Rxme07Nysn

    DONEえむ氏から「晴天」とお題をもらって書きました
    自カプの白珠くんと亜光様のお話です

    晴天ぽさがなくなりましたことをお詫びします
    晴天 メーデー メーデー 本日は晴天なり


    「何だそれは?」
    「知らん。鈴音が言ってた」

     隣で手製の矢を作る白珠が、空を見上げた。聴き慣れない響きの言葉に、剣の手入れを止める。
     鈴音はたまに、意味のわからない言葉を使う。どこから来たのかもわからない女の言葉に、耳を傾けるものじゃない。それはわかっているのだが、妙に耳に残る言葉。
     なんて言ってたかな、たしか…、そう。豊穣を司る女神のための日。だったかな。

    「女神か」
    「ははっ!女神なんて眉唾もん信じて、鈴音もかわいいよな」
    「女系の神を信仰しているのも珍しい」
    「あと面白い事言ってたぜ?」
    「面白い?」
    「俺は春みたいなんだってよ」

     少し嬉しさが強くはにかむ。
     常ながら「もう少し落ち着け」と言われて、白珠は遺憾を感じていた。精密な矢を放つための集中力や洞察力だってある。それなのにこれ以上どう落ち着けと言うのか。辟易としていた時に、鈴音から「春みたいに暖かくて、生命に満ちていて、小さなお花みたいなかわいらしさがあります」そう言われた。かわいらしいという言葉には反論したいが、褒められている事に変わりはないだろうと、素直に受け取った。
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    soramameni77

    DOODLE※ライハ公開前の2016年春頃に書いてたらしいいずレオです…

    エロなしの全年齢のところまで!セックスしないと出られないのにまだセックスしてないです。いずレオになります。付き合ってもなければ意識したこともない2人のズンドコ話です。
    セックスしないと出られない部屋に閉じ込められたいずレオ瀬名はどうしたものかと頭を抱えずにはいられなかった。
    俺がどうにかしなければ。あほな王さまはどうせこの状況に霊感がどうのと言い出し作曲し出すに決まっている。一見この部屋にペンなんてないけど。あるのはベッドと…やる事をやる時に必要なもの諸々だ。
    しばらくベッドに座って腕組みをしながら考えていると、それまで大人しくしていたレオが口を開いた。
    「セナ、明日大切な仕事があるって言ってなかった」
    「え…なんで知ってるの」
    「ん~この前ナルと話してたじゃん。お前、絶対行かなきゃいけないんだろ?」
    「そうだけど…あんたよく覚えてたね」
    確かにユニットで集まった際、嵐やその場にいたメンバーになんとなく話した記憶はある。といっても1週間も前の話だから、まさかその時作曲に夢中になっていたはずのこいつが覚えているなんて意外だった。珍しいこともあるものだ。
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