トマト
なりひさ
DOODLEロカとマト。ロカを助けるマト空中散歩 それは一瞬の出来事だった。四人で草原を歩いていたら、突然に飛んできた魔物にロカが攫われた。
あまりに一瞬の出来事だったので、アバンもレイラもマトリフも、何が起こったのか理解した頃には、ロカははるか上空にいた。見たこともないほど馬鹿デカいオオガラスが足でロカを掴んでいる。
「マジかよ」
マトリフはすぐに呪文で飛び上がった。追いつこうと全速力で飛ぶが、オオガラスの飛ぶ速度は速い。見失わないように必死でついていく。それでも追いつけず、マトリフはロカに当たらないように呪文を唱えてオオガラスの気を引いた。
オオガラスはマトリフを認識すると鋭い鳴き声をあげる。向きを変えて突進してくるオオガラスに、マトリフは身をかわして避けた。
1880あまりに一瞬の出来事だったので、アバンもレイラもマトリフも、何が起こったのか理解した頃には、ロカははるか上空にいた。見たこともないほど馬鹿デカいオオガラスが足でロカを掴んでいる。
「マジかよ」
マトリフはすぐに呪文で飛び上がった。追いつこうと全速力で飛ぶが、オオガラスの飛ぶ速度は速い。見失わないように必死でついていく。それでも追いつけず、マトリフはロカに当たらないように呪文を唱えてオオガラスの気を引いた。
オオガラスはマトリフを認識すると鋭い鳴き声をあげる。向きを変えて突進してくるオオガラスに、マトリフは身をかわして避けた。
なりひさ
DOODLEアバとマト。どちらかを選ぶとしたら二つにひとつ「お前が選べ」
マトリフの言葉に、アバンは机に置かれた二つの箱を見下ろす。二人は机を挟んで向かい合っていた。机には二つの箱が並んでいる。アバンはその箱をじっと見つめた。
「どちらが本物だと思いますか」
机に並んだ二つの箱は、全く同じ見た目であった。手のひらに乗るほどの大きさで、簡単な作りでありながら、どことなく不吉な雰囲気を感じる。
とある魔族の魂が入れられたという箱がアバンの元に届けられたのは今朝のことだった。それは南方の小さな村にずっと昔から祀られていたものなのだが、連日の豪雨で祠が壊れ、祀られていた箱が外へ出てきたのだという。それ以来、村では不吉な出来事が起こり、村長はその箱の対処をアバンに依頼した。
1697マトリフの言葉に、アバンは机に置かれた二つの箱を見下ろす。二人は机を挟んで向かい合っていた。机には二つの箱が並んでいる。アバンはその箱をじっと見つめた。
「どちらが本物だと思いますか」
机に並んだ二つの箱は、全く同じ見た目であった。手のひらに乗るほどの大きさで、簡単な作りでありながら、どことなく不吉な雰囲気を感じる。
とある魔族の魂が入れられたという箱がアバンの元に届けられたのは今朝のことだった。それは南方の小さな村にずっと昔から祀られていたものなのだが、連日の豪雨で祠が壊れ、祀られていた箱が外へ出てきたのだという。それ以来、村では不吉な出来事が起こり、村長はその箱の対処をアバンに依頼した。
Souko_KYOM
MOURNINGBLUEさん作『不思議の世界の冒険譚』シリーズの三次創作、ファンアートまとめ19です。美しい炎の表現もっとうまくできるようになりたいですね。元作品URL(https://www.pixiv.net/novel/series/1411362) 13
mendakoh
DOODLE『故郷を旅立つ前の一幕』ジャスパーがでかくなりすぎて坑道に入れなくなっていため、スフェーンは家の手伝い(トマトの農場、酒場でのあれそれ)のほか、積極的に町の周辺での狩りを手伝いなどをしていました。
自作爆薬やジャスパーとの連携で獲物を追い込んでペアを組んだ相手に仕留めてもらっていたようです。
今回のペア相手は幼馴染のゴルド。ボウガンが下手。
「ゴルドはアタシがいないとダメなんだから!」
「…」