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    ニシ

    hyoukaaisu

    DOODLE『イサ三、すまないイサ三、ゆるしてくれ』
    ブレイサ
    イサが出家した数日後くらいに
    夜な夜な
    『イサ三、すまないイサ三、ゆるしてくれ』
    住職からすればイサを拐かす妖の類いの声にしか聞こえず
    朝、起きて見れば巨人の足跡や、手型が地面に残っていたりして
    イサが本当に神隠しのように消える
    一般的に見たらホラーな話を書きました。

    イサもイサでいた痕跡すら残さず消えたら住職が驚くまで想像できてしまった。
    『イサミ、すまないイサミ、ゆるしてくれ』今日、1人の青年が仏道を修行する為に門をくぐった。

    「初めまして、本日からよろしくお願いいたします」
    悲しそうに伏せられる青年の瞼は、どこか色ぽく、
    真っ直ぐにこちらを射ぬくアーモンドの瞳は、この道を唐突に目指す者としては珍しくガラスのように透明で美しく輝いていた。

    「ああ、初めましてアオ・イサミ君。
    私はここの住職だ。
    わからないことがあればなんでも聞いてくれ
    ささ、入ってくれ」
    「はい」
    靴を脱ぎ、静静と長い廊下を歩く姿もまた水彩画のように儚く、ほんの少し目を離してしまえば消えて無くなってしまいそうな程なのに、
    ズボンから見える鍛え上げた二本の脚は何年もそこにある大木のように逞しく、生命力に満ち溢れているようにも見えるのだから不思議だ。
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    DONEパン屋だった竈門炭治郎は異世界転生して気づいたら剣と魔法の世界にやって来ていた。ある日森で炎みたいな髪の色をした三つ子に出会う。お世話をしながら一緒に冒険するある夜、杏寿郎君から湖に映った大人の姿を見せられある場所に行ってほしいと頼まれ旅に出る事にー。

    最近完成した異世界ゆるり双子というお話を下敷きにしたダブルパロです。こちらについては健全全年齢OKなオールキャラ傾向のあるさわやか炭煉です。
    異世界ゆるり三つ子 改訂版 俺の名前は竈門炭治郎。異世界転生者だ。
     元は平凡な日本人のパン屋だったが気がついたら神殿のような所にいた。そして目の前に神様みたいな服装の黒髪の男性がいた。
    「あのう……ここはどこであなたは誰ですか?」
    「俺は神じゃない」
    「はあ」
     神様ですかとは訊いてないんだけど。目の前にいる人は顔がきれいだけど無表情でなんだか怖い。
    「だが水魔法を司る立場にいる。竈門炭治郎、お前は事故で死んでこの世界に転生した」
     いきなりそんな衝撃的な事を告げられた。
    「ええっ?」
    「先に言うが元の世界には帰れない。お前に水魔法の加護を与える」
    「そんな! 帰れないってどういう事ですか!」
    「修行をしてレベルを上げておけ」
    「ちょっと待ってください!」
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