バッティングセンター
mii
MOURNINGまだ付き合ってないトウ虎夏の夜にバッティングセンターに行くお話です。
次々再開発が進んで新しいLEDのネオンに輝く街を抜け、通り1本入った途端がらりとレトロな雰囲気に変わった風景を、初めて訪れる物珍しさで、虎於はきょろきょろと辺りを見回した。
トラこっち、と声をかけてふたりが入ったのは、元号がふたつほど前の雰囲気が残る年季の入ったバッティングセンターだった。ヘルスケアが謳われるご時世に合わせて禁煙の貼紙があるが、これまで蓄積したのであろう煙草の匂いが少し鼻をついて、虎於は羽織っていた上着を脱ぐと裏返しにして腕にかけた。
虎於の観たい映画のミッドナイト上映まで、少し時間があくのでバッティングセンターに立ち寄ろうというのはトウマの提案だった。
トウマの斜め後ろにぴったりくっついて、球を打つ快音が響く方向へ虎於は視線を向ける。誘われた時はどんなものかと思ったが、平日の、こんな終電が終わったような時間にも、人がいるものなんだなと意外に感じた。
2229トラこっち、と声をかけてふたりが入ったのは、元号がふたつほど前の雰囲気が残る年季の入ったバッティングセンターだった。ヘルスケアが謳われるご時世に合わせて禁煙の貼紙があるが、これまで蓄積したのであろう煙草の匂いが少し鼻をついて、虎於は羽織っていた上着を脱ぐと裏返しにして腕にかけた。
虎於の観たい映画のミッドナイト上映まで、少し時間があくのでバッティングセンターに立ち寄ろうというのはトウマの提案だった。
トウマの斜め後ろにぴったりくっついて、球を打つ快音が響く方向へ虎於は視線を向ける。誘われた時はどんなものかと思ったが、平日の、こんな終電が終わったような時間にも、人がいるものなんだなと意外に感じた。
いぬ科
SPOILER※HOT GAMEドラパのネタバレがあります。――――――――――
ひふど的感想
はしゃいだりネガりだしたりする👔さんをフォロー&いさめつつそれとなくリードしていく🥂さんはイケメン彼氏すぎましたね。さらにバッティングセンターでの👔さんのお兄ちゃんムーブとそれに対する🥂さんの応答、非常に萌えました。
最高の🥂👔デートを見せつけられた気分です。ありがとうございました……