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    ボルサリーノ

    しがない物書き

    SKIP BEATボルサリーノ大将と、その彼女の🌸ちゃんのお話。

    大将vs(?)癒し系動物part2
    ただいまァ〜、と言おうとして🌸の楽しそうな笑い声に気づいたボルサリーノ。声のする風呂場をそっと覗くと何かの動物と🌸の影が映っていた。ボルサリーノが「ただいまァ〜」と声を掛けると風呂場の扉が開いて、短い髪を結え可愛らしいしっぽができた🌸と雑種らしき子犬の顔が覗いた。「あっ、おかえりなさい」「そのこ、どうしたんだァい〜?」「ついてきちゃって………飼っちゃ、ダメ?」ボルサリーノは🌸の小さなしっぽに視線をずらし「…ん〜その顔はズルイねェ〜」と溢す。🌸の小首を傾げる仕草を横目に見ながら「いいんじゃなァい〜」とついつい安請け合いしてしまったーこの決断を後に後悔するとも知らずにー
    嬉しそうに顔綻ばせた🌸につられて微笑んだボルサリーノは1人、今ここに確かに存在する幸せを噛みしめていた。

    リビングでは、子犬と一緒にお風呂に入った🌸とボルサリーノで会議が開かれていた。「…名前は何にしましょう?」「ん〜、アンとかはァ〜?」「可愛いっ!よし、それにしましょう」サクサク事案が解決されていく。11時をまわった頃🌸が、大方決まったので今日はこれでお開き!と言ってアンを抱え寝室に行ってしまい1人残さ 1365