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    yukinozyou26

    DONEユジキリ/全年齢
    今週のユジキリのお題【ぬいぐるみ】をお借りしましたー!

    ユージオくんがRWにいたり、マシンボディだったり、なんか同棲してそうだったりとふんわりとした生還ifです

    めちゃくちゃ可愛い〜〜なキリトさんが描きたくなり(当社比)
    くまさんが合図になっていたら可愛いなというお話。

    多分今後は向き合っている度にユージオくんがキリトさんの気持ちを知って悶えるのだろうな。
    それが俺の気持ち。 ぱたむと栞の挟んだページを閉じると、僕は一息つく為にキリトが淹れてくれたクリームの沢山入った冷たい珈琲を一口飲んだ。
     時計の針が二周していることを考えると随分と没頭して読書に耽っていたらしい。同じ姿勢でいる事に少しばかり肩が凝ったような気がしてぐっと伸びをする。僕にもたれ掛かっているキリトの心地良い重みと何でもないような時間が堪らなく幸せに感じてフッと微笑んだ。
     僕がRWに来てからずっと忙しなかったせいだろうか。こうしているとなんだかキリトと二人で過ごした安息日の事を思い出す。僕が淹れたコヒル茶と、キリトが買ってきた蜂蜜パイと、大切な先輩や後輩に囲まれた穏やかな日常。

    「読み終わったのか?」

     ハードカバーの本を手にしたまま思い出に耽っていた僕は聴き心地のいい声に我に返る。
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    garden_eel1126

    PROGRESS前にぼやいていたワスオタ♀
    男として育てられたオタが家督継いだ事をきっかけに女として過ごし始めてドギマギするワスを目指してた、、はず、、、、、
    作業進歩なので飛び飛び
    愛情を知る
    ワースが生家に呼び出されたのは、オーターが家督を継いでから一月後の事。
    神覚者として魔法局に勤めていたオーターはいつ休んでいるのかと噂になるほどのワーカホリックで、そんな彼が1週間の休暇を申し出た事が全ての発端だった。

    (今更俺になんの用だよ。)

    オーターがその1週間の休暇で家督を継ぎ、両親を隠居させた事は魔法局内で噂になっていたのでワースの耳にも入っている。噂話しか知らない理由は当然オーターが喋らないからだった。
    イノセントゼロとの一件でワースは両親とは疎遠になっている。父親に認められるため、価値をつけてもらうために今まで努力を重ねて来たワースだったが、ランスとの戦いで身を置く場所を間違えていた事を知った。認められる喜びを知ってしまってはあの家に戻る事なんてできなかったのだ。大体、需要が違えば価値だって変動する。苛烈な戦場に求められるのは頭脳明晰な研究者ではなく、状況を打破できるヒーローだろう。それと同じでマドル家で俺の需要は無かった。無かったら需要のある所に行けばいい。簡単な話だったのだ。まだ完全に吹っ切れたとは言えないが、自分の価値は努力と環境で決まる。その事に気づいたワースはやっと地に足をつけて歩み出す事ができた。それからは失態を挽回しようと必死に努力を重ねた。実技、座学共に優秀な成績を収めイーストンを卒業し、魔法局という就職先を手に入れたのである。
    20162