モビルスーツ
fuukiari
PROGRESSイマジナリーファミリーならぬ「イマジナリーモビルスーツ」・ライジングフリーダムルージュ(種自由後、カガリの新しい専用MS)にまつわる話。先に公開した「双子編」「アスカガ編」の続きとなります。時間軸は、キラがプラントのコンパス本部に「帰る」直前。双子+アスランともアスカガ+キラとも取れる部分の途中を抜粋します。(これの前の段もありますが、分からなくても大丈夫です)
ライジングフリーダムルージュ-幼馴染編-オーブ国防軍管轄建物内にあるシミュレーター室から、モルゲンレーテ社格納庫へと続く休憩室へつながる渡り廊下は、いつものように静かだ。
「キラ、アスラン、手を…繋いでいいか?」
二人が答えるか答えないかのうちに、カガリは、キラとアスランの間に挟まって、ニコニコと手を繋いで歩いてゆく。
「わーい、両手に花だー」
無邪気な笑顔で、繋いだ両手を振りながら歩くカガリに、アスランは首を傾げる。
「花…?」
「カガリ、それは僕がラクスとカガリと手を繋いだ時に言う言葉だよ」
「いいんだ!私にとっては、キラもアスランも大切な、愛すべき花なんだし」
実際、カガリにとって、キラとアスランは、凛々しくて美しい「花」のように思える存在である。
2139「キラ、アスラン、手を…繋いでいいか?」
二人が答えるか答えないかのうちに、カガリは、キラとアスランの間に挟まって、ニコニコと手を繋いで歩いてゆく。
「わーい、両手に花だー」
無邪気な笑顔で、繋いだ両手を振りながら歩くカガリに、アスランは首を傾げる。
「花…?」
「カガリ、それは僕がラクスとカガリと手を繋いだ時に言う言葉だよ」
「いいんだ!私にとっては、キラもアスランも大切な、愛すべき花なんだし」
実際、カガリにとって、キラとアスランは、凛々しくて美しい「花」のように思える存在である。