You mine！　酔った勢いとはいえ、バギーに好きと言ってしまった。
　酒を飲んでしまったのは飲んでいたコップの横に酒が入ったコップが置いてあったから。
　すでに場の空気に酔っていたし、酒の味が嫌いではなかったしで気付かずに飲んで顔が赤くなったところで大人たちが気が付いた。心配はされたが俺が普通に話していたからそれ以上に心配されることはなく、ただ酒を取り上げられただけ。
　しかし意識があるとはいえ、酒の力というものはすごいらしい。いつものように隣にいたバギーと喋って騒いで肩組んで、そのまま「バギー好きだ」と言った。夢じゃない。確かに口走ったことを覚えている。そして、バギーの反応も覚えている。
『なんだあ。おまえも、おれ様の魅力に今頃気が付いたのか』

好短的前前戏　　略显急促的错乱的脚步声被硬底皮鞋踩进了毛绒的地毯中，卧室门上被抵着压得有些委屈的盘发。

　　头发顶着有些不舒服。

　　Shylock在迷乱的吻中分了点神，动了动搭在Murr肩上的手腕，想抽出来解开头绳。几乎在同一瞬间，唇上濡湿的触感消失。

　　“走神了吗？”Murr望着他的眼，凑在他耳边低声问。“那厚重的窗帘甚至彻底隔绝了无暇的大灾厄的月光，而我正在你的身前与你缠绵，Shylock，这间漂浮着你的欲望的屋中，有什么值得你放弃彻底沉沦的美丽？”

　　气息喷撒在耳廓边缘，随之被轻轻舔舐过的耳垂在含咬和蜷曲中泛起浅红色，Shylock感到脸上的温度磨蹭着攀高，紫发还蹭在他脖颈边，他微眯着偏开了些的头，手指轻划过对方的肌肤。

その色に何を思うのか「あなたは好きな物とかあるのか？」
　いつも通り紅茶を飲んでいた時に問われたのはそんな話題だ。
「あ？　そりゃまあ、肉と酒だな」
　なんてことのない話題。既に知っていそうな気もするけどそのふたつを言葉にして。

　あとこの不味い紅茶と内心で付け加える。

　自分にとってこの時間は魔術の研究よりも優先すべきものだ。それは付き合い始めてからも変わらない。
　いや、自分の気持ちを認めてからは更に大事になったかもしれない。
　もっとも、この口から出るのは相変わらず悪態ばかりで素直な気持ちというものは時々しか言えないけれど。
「いや、それは知っているのだが……な、なら好きな色とかはあるのか？」
「色ねえ……つうかさっきから何でそんなこと聞くんだよ？」

无意义命题 盲是一种结果吗？
　　被戳破眼球脱落视网膜会盲，戴上眼罩眼前一片漆黑也可以是盲，有人说真正的盲不是看不见而是心盲，有人说视而不见就是盲。
　　一种结果。眼睛、大脑、思想或是心灵，套上木盒咔嚓一声落锁，你被丢在漆黑一片的世界里。你知道外面有光。
　　这是盲。
　　“不，盲是起因。”
　　“因为盲才会看不见。”
　　因为是磨砂玻璃才看不清对面的模样，但是却还是选择了用它制作眼镜。
　　盲是磨砂玻璃。人是选择。
　　“重要吗？”
　　“你认为呢？”
　　“......”
　　
　　Shylcok放下两个透明的玻璃酒杯，转身回到酒橱前挑出一瓶有些年头的红葡萄酒。
　　回到桌边，擦拭瓶盖，放下白巾，扎进开瓶器，向外拉开，倾倒进醒酒瓶。