「誤解を招くといけないから、今の気持ちを正直に、且つ丁寧に述べるよ。…これが教師として生徒を思う庇護欲のそれなのか、親や兄が抱く情の類なのか。…はたまた、それとは全く別物なのか、私には判別できないのだが、とにかく、その…どうにもキミを愛おしく感じるようになってしまったんだ」
「……！」
　きまりが悪そうに俯き、静かな想いを吐き出すサイラスを前に、オフィーリアは目を丸くした。身体は硬直し、息をするのも忘れる。心臓だけが、かつてないほどの勢いで拍動していた。
　サイラスは少しだけ目線を上げ、我が生徒と同年代の彼女を見た。これでもかというほど頬を紅く染める彼女の、なんと可愛らしいことか。少なくとも、この曖昧すぎる告白を嫌がられていないことは察した。

⚠️2025/5/4　超賢マナ2025　お礼　ここまで覗いてくださってありがとうございます。

　先日のイベントでは本当にありがとうございました！とても嬉しかったので改めてお礼をしたためさせて頂きました。普段のポストを見て頂いている方にはお分かりかと思いますが、重めの感情を吐露するので苦手な方は注意して下さい。

　改めてイベントお疲れ様でした。
　今回の参加で、ありがたいことに初めて出した『酔っ払ったカインが賢者様に甘えるお話』とコピー本『３時間抱き締めないと出られない部屋』が完売しました。まさか自分の頒布物が完売するとは思ってもいなかったため、本当に驚いています（これがアニメ効果なのでしょうか……？）。
　そして改めて当スペースに足を運んで頂いた全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。