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    予感

    Rahen_0323

    DOODLEカキツバタのヒスイ入り番外編その4です。番外編のボリュームじゃなくなる予感がしてきました。
    以前書いた「置き去った男」と繋がる話です。そちらの1〜7と一緒に読むことをオススメします。それとシリーズなので「漂流譚」1〜3も先に読むことを推奨します。
    なんでも許せる方向け。2話目より仲良くなってる人とか初対面カットしてる人が居たりします。全部書いたら本当とんでもない長さになりそうなので……
    漂流譚 4オイラがヒスイ地方に迷い込んでから、数日。
    あの後コンゴウ団、シンジュ団、ギンガ団のことやこの地の詳細を伝えられ、それからオイラの処遇も教えられた。

    『本来なら得体の知れない余所者をおいそれと受け入れるわけにはいかないが……アンタの境遇は、ショウやあの人と何処か似ている。それにそのショウがお前を助けてやりたいみたいだからな。一先ずこのコンゴウ団リーダーのセキとギンガ団調査隊隊長シマボシを責任者として、暫くは村に置いといてやる』

    『怪我が良くなったら勿論働いてもらいます。この村に滞在したいのであればの話ですが……とにかく先ずはゆっくり休んで傷を癒してください。細かい部分はまた後ほど』

    どうにも、ショウと"あの人"とやらの助けに繋がるかも、という理由らしいが。それでも叩き出されることは無いようなのでホッとした。
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    茶筌(ちゃせん)

    MOURNING供養。

    ・嫌な予感がする話
    ・地獄に堕ちた🎸がある理由から偽名を使って教祖みたいなことをする話です。

    終始鬱々としています。

    🍎と🎸が出てきますがCP表現はほぼないです。

    本当に、なんでも許せる人向けです。

    注意
    嘔吐表現あります。
    本作品は実在する団体や人物、思想に一切関係ありません。
    ご了承のください。

    マジで、なんでも許せる人向けです。
    救われる「これは何かの間違いなんだ!俺は何も悪いことなんてしてないんだ!」
    「はい」

    悪魔は木の椅子に腰掛けながら膝をガタガタと揺らす。そうして片手を胸に当てるといかに自分の主張が正しいかを力強く訴えた。

    「暴力なんてそんな恐ろしいこと…俺はやってないんです!俺は妻を愛していました…誕生日には花を贈ってやりましたし、彼女が困らないようにキチンと仕事だってしていたんです!」
    「はい」

    身なりの整った汚れひとつないスーツを着た悪魔は、目の白い部分が黄色く濁っている。
    これがこの悪魔の本来の姿なのか、はたまた興奮からくる状態変化なのか検討がつかない。

    「大体暴力やDVというものは一方的なものです。ただのストレスやエゴの発散です。そんなもの俺がするわけないんです!俺は妻を愛している。それは今も変わらないんです!」
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