Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    例のアレ

    オルト

    TRAINING1056文字
    スチパンのタイカケ
    例のアレなので欠損注意
    「ねぇ、あのさ……ちょっと、ね、タイガ……!」
    「…………」
    「タイガってば!」
    「あ? なに?」
     少し強めの声で言うと、タイガは顔を上げて手を止めた。
    「ちょっと、さっきからどこ触ってんの」
    「どこ、って……」
     腕と脚の整備に来た俺は、先程からパンツ一丁の恰好でベッドに転がっている。片腕と片脚を外した状態だから、上手く身動きが取れない。そんな不自由な俺の身体(主に胸)をじぃっと見ながら、タイガは乳首のすぐ近くや脇の下辺りを撫でている。
    「なんでそんなところ、さわるんだよ……」
     俺が尋ねても、タイガは不思議そうに首を傾げるだけで答えない。マジで、何考えてんのコイツ!
    「なんか、触りたかった……から?」
    「そ、そっか……」
     触りたかったんなら仕方ない……って、んなわけあるか!
    「なんでよぉ? こんな生身の身体……整備には関係ないしタイガきゅんには興味ないんじゃない? だっておれっちの身体よ?」
     そりゃ、おれっちがタイガきゅんの大好きな猫ちゃんだったら触りたいって気持ちは理解できるけど、俺は、ただの人間の男だ。どちらかと言えば筋肉質だし、触ったって面白くない。それに、タイガがの興 1106