今日も明るく健康に　A国だ。生まれて初めて降り立つ、本物の異国に私は胸を弾ませていた。タラップを降りる前、飛行機がA国に近づいたと言われてから窓辺に齧り付き、本当に行けるのかとハラハラした心配は消え失せ、今や澄み渡る青空と同じく晴々とした心地である。我ながら現金かもしれないが、夢にまで見た国に来たのだから無理もないだろう。母国よりも強い日差しが小さな空港と、その向こうに広がる背の低い建物群に降り注いでいる。東南アジア諸国に共通する、湿ったぬるい風が程よく喉を潤した。背後を振り向けば、乗ってきた飛行機の向こうに青緑色に透き通った海が外界を遮る。母国の姿は影も形もなかった。

　蛍光色のジャケットを着た人間に先へ進むよう示され、ぼうっとした頭を現実に戻す。夢を夢のままにするわけにはいかない。頷くと、誘導されるままに通関へと向かった。小さな建物で、ちょっとした喫茶店が営める程度の広さに3人の人間が冗談を言いながら手を動かしている。一日の入国人数が極めて少ないために、大した人数を必要としないのだろう。古びた銃器が壁にかけられている点が、ここが唯一の通関である証左のように見えた。私の姿に目を止めると、一人の男が片手を挙げて招き寄せた。

【ひめこは】（并不）正在接通（并不）正在接通

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“himeru，我喜欢你……”

琥珀又一次回忆，关于他们的，那些特别的经历，从相识开始——

“登陆携手空间后，樱河的手机设置会被强行改变。”“虽然有点介意，但是没办法了，比如说呢？哪些会有变动？”“一般手机会在正在接通后1分钟自动挂断，但是现在himeru们的手机会在接通后15秒自动接受对方的录音”“哎？”琥珀抬头，看着身边的蓝发前辈，对方耐心地继续为他解释——

“因为himeru们是偶像，不能错过任何一个消息。”

“对不起，其实……”琥珀低头，在陌生的前辈面前不小心表现出不懂常识的一面有些难堪，但是对方似乎是个比较宽容随意的人，琥珀又抬头，“其实我是没有想到手机电话可以自动录音。”“樱河之前没有使用过手机吗？”“不，只是没有用到过这个功能……”为了不让自己像个没见识的乡下人，琥珀撒了个谎挽留点自己的面子，而对面的人没有追问。