呂律
hyacinth_v3zzz
MOURNING症状の順序的に入れ込めなくて泣く泣く没にしたんですが、呂律が回らないの可愛くて気に入ってるので供養。(あと解毒剤は経口摂取という想定だったので、ゲロチューも入れたかったけど入らなかった…)
実験レポート(没供養)……ふと、ペンが白い手のひらを滑り落ちて床に着地した。後を追うように、ノートもバサリと音を立てた。それを拾い上げてから、コロコロと転がって机の下まで旅したペンを、慌てて追い掛ける。
「おい、落ちたぞ」
差し出すが、面影は掴もうとしない。怪訝に思っていれば、彼が緩慢に唇を動かした。
「ぁ……いえ……」
「は?」
何が言いたいのか分からずそんな一文字だけを溢せば、彼は考えを巡らせるように押し黙る。
そして少しの間の後で、もう一度今度はかたちを伝えるように、ゆっくりと口が開いた。
「……か、い、て?……もしかして、書いて、か?」
出来ないらしい頷きの代わりにまばたきが返される。続いて、彼は誘導するように、自らの視線をシーツにだらんと投げ出された四肢へと順番に向けていった。
577「おい、落ちたぞ」
差し出すが、面影は掴もうとしない。怪訝に思っていれば、彼が緩慢に唇を動かした。
「ぁ……いえ……」
「は?」
何が言いたいのか分からずそんな一文字だけを溢せば、彼は考えを巡らせるように押し黙る。
そして少しの間の後で、もう一度今度はかたちを伝えるように、ゆっくりと口が開いた。
「……か、い、て?……もしかして、書いて、か?」
出来ないらしい頷きの代わりにまばたきが返される。続いて、彼は誘導するように、自らの視線をシーツにだらんと投げ出された四肢へと順番に向けていった。
朝月@おえかき
DONEトロイメア・タイムⅠ世 ♂「きみは何を望んれわたしの元に訪れたのかな」
権力者が願いを叶えてもらおうとメアの元を訪れる。
こんなに有名になったのに誰にも襲名されない訳がないと思って自分でⅠ世と付けた。
魔術が発動するまで待つのが嫌なので時間短縮方法も研究している。
魔術失敗の後遺症で呂律が回らない、特にだ行が言えない。
たまに他の言葉も言えなくなる。 2
オサハタ
DOODLE半サギョSS、ピクブラからの移動、ドチャクソに酔っ払った半田くんとまだ正気が残ってるサギョくんの話が好きなんだけどさ、って話【以下経緯(こっちの方が本文より長い)】
ヘロヘロになってる半田くんが
「さぎょう、さわりたい、したい、すきだ、さぎょう」
って呂律の回っていない口調でぺたぺたに甘えてきてソファに押し倒されて、サギョくんも悪い気はしないというかそれなりに酔っ払ってるから
「んー、ぼくもすきー」
みたいな感じでぎゅうっとするんだけど、半田くんはもう正体を無くしていると分かっていて、この状態で致しても合意とはならないし自分が受け入れる側であっても強制姦淫になるなぁ、それ以前にこの人具合悪くしそう悪酔い的な意味で、とか考えているので
「じゅんびしてくるから〜まってて〜」
みたいなこと言って半田くんを寝床に誘導し、やや暫く己を落ち着かせてからそおっと部屋に戻り、目論見通りあどけない寝顔で眠っている半田くんに安堵しながら
「他の人にこんなとこ見せたらダメですよ」
なんて微笑みながらほっぺたにちゅうして自分も眠るやつ見たいママ
翌日サギョくんが目を覚ましたら半田くんがぎゅーっと抱き着いてて
「どうしたの?」
って聞いたら
「……寝てしまってごめん」
て悲しそうな声が聞こえたから
「僕が寝かせたの、心配だったから」
って半田くんの腕の中に潜り込むんだねサギョくんはね。
ママー!!!!!!!!ママーーーー!!!!!
宝物酒に酔って眠っている状態を、正体をなくす、というらしい、が。
正体って、なんだろう。
その人そのもの、素の姿、だとすれば、酔って本性が出ている状態こそ正体なんじゃないのかな。
それを無くす?酔って?どういうこと?
そんなことをぼんやりと考えながら眺めた寝顔はあどけなくて、柔らかくて、微笑ましくて、普段と全然違う。
正体を、無くす。
正体、とは──
もしかして、その人がその人らしくあろうとする、これが正しいとその人本人が信じ、取り繕う姿、だろうか。
だとすれば、説明がつく、気がする。
それが取り払われた、今。
目の前に開け広げられている、この愛おしい寝顔は、許しのしるしだろうか。
そうであるなら──
「……他の誰にも、見せないでね」
375正体って、なんだろう。
その人そのもの、素の姿、だとすれば、酔って本性が出ている状態こそ正体なんじゃないのかな。
それを無くす?酔って?どういうこと?
そんなことをぼんやりと考えながら眺めた寝顔はあどけなくて、柔らかくて、微笑ましくて、普段と全然違う。
正体を、無くす。
正体、とは──
もしかして、その人がその人らしくあろうとする、これが正しいとその人本人が信じ、取り繕う姿、だろうか。
だとすれば、説明がつく、気がする。
それが取り払われた、今。
目の前に開け広げられている、この愛おしい寝顔は、許しのしるしだろうか。
そうであるなら──
「……他の誰にも、見せないでね」