夢幻
yukiamano77
МИМО立ち絵?2022来年はもっと頑張れるよね!ゆき太郎!へ、へ… ヘケ!
・Gift -君と過ごした7日間-
・夏に逃げ水
・朱宮骨董夢幻堂「桜のたより」
・よむとてと
・ゴウスバーグの子供達 5
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ПРОГРЕСС花札の牡丹と蝶と雑誌の椿を受け、尾形の頭部がシネマトグラフになっちゃった原作軸夢幻話。序盤は鈴川。いずれR18になるかもしれない【杉尾】胡蝶の夢(1) 尾形がわかりやすくなってしまった。
杉元の目線のさき、ふたり、杉元と尾形は、意味ありげに視線をからませあっている。地についたゆびの、ほんのゆびさきだけをひたむきに結びあい、季節おくれの雪ひらにこごえるくちびる、なにごとかささやきあうしろい息――。
ただごとならぬ雰囲気。音声はない。
あれは俺じゃねえ。否定したいところだが、どこからどう見てもあの軍帽は恩人からもらい受けたもので、顔面を分割する傷跡はふたりといない杉元自身の証拠だ。あれは俺だ。尾形のほうは、いかにもにせものっぽいが……。
まるいしろいひたいから靄がでる。
もやもやのなかにキラキラしたひかりの粒が浮遊し踊りまわり、視線のあちらがわ、岩壁や森の木々、川面、夜空を照らす。図像をむすぶ。照らされた距離に応じておおきさや色の濃さのことなる幻影が、尾形のひたいから、出るようになってしまった。のちに一行はシネマトグラフを知るが、尾形のひたいはこのあたらしい機械の光源のようになってしまっていた。
7905杉元の目線のさき、ふたり、杉元と尾形は、意味ありげに視線をからませあっている。地についたゆびの、ほんのゆびさきだけをひたむきに結びあい、季節おくれの雪ひらにこごえるくちびる、なにごとかささやきあうしろい息――。
ただごとならぬ雰囲気。音声はない。
あれは俺じゃねえ。否定したいところだが、どこからどう見てもあの軍帽は恩人からもらい受けたもので、顔面を分割する傷跡はふたりといない杉元自身の証拠だ。あれは俺だ。尾形のほうは、いかにもにせものっぽいが……。
まるいしろいひたいから靄がでる。
もやもやのなかにキラキラしたひかりの粒が浮遊し踊りまわり、視線のあちらがわ、岩壁や森の木々、川面、夜空を照らす。図像をむすぶ。照らされた距離に応じておおきさや色の濃さのことなる幻影が、尾形のひたいから、出るようになってしまった。のちに一行はシネマトグラフを知るが、尾形のひたいはこのあたらしい機械の光源のようになってしまっていた。
ゆきこ
КАРАКУЛИロイド←リィンで創2章の夢幻回廊初探索時の話。ロイド君の傷ってまだ完全には塞がってないんじゃ、とふと思ったので書いてみた話パーティメンバーはロイドとリィンが固定で後はエリゼ、クレア、レクター辺りを想定してます(戦力バランスとロイドの様子がおかしい事に気づかないか気づいても何も言わなそうな面子ということで)
そしてリィン君に欠片もそういう感情は抱いてないくせに頭よしよしする男がいますのでご注意?を 1935
ヒロカ
ИНФОРМАЦИЯゼルダシリーズのアンソロ寄稿、合同・個人のコピー本、ペーパー等をまとめた再録集。(時オカ、ムジュラ、トワプリ、夢砂、スカウォ、神トラ2、トラ3、ブレワイ)【ゼルダ再録本/A5/P84/会場頒布価格700円】
日時 11/3
会場 ALL STAR20(COMIC CITY福岡57内)
配置 B館 こ14a
詳細⇒https://www.pixiv.net/artworks/102122637 40
asagiri_tbbt
СДЕЛАНОドロメタ。夢幻。出会った時の話。貴族の男放置wもっと殺伐とした関係から発展させていきたかったけど無理でした💧/リアクションありがとうございます!ちょっと書き直して書き足しました✨20220927 2850Petri_chor0
КАРАКУЛИ(2枚)うたかた夢幻のナイトメアに影響されて描いた絵を塗り直したもの。結構昔に塗り直したんだけど載せ忘れてたので!復刻うれしいけど読み返す勇気ありません……🥲ちなみに既刊の「幸せは星の数ほど」はナイトメアイベ後の話のつもりでした。 2しんのひと
MEMO夢幻山崎のあと瀬名と秀吉「ちょっと。」
掛けられた声に振り向けば、瀬名が立っていた。
話の邪魔をするつもりはありませんよ、と言わんばかりの後方の位置にいる家康が頭を下げたのに此方も返し。
「官兵衛。一氏。悪い。」
その一言で、左右にいた二人を下がらせた。
頼まずとも人払いもしてくれるだろう二人の背を見送って、目の前の瀬名に向き直る。
「さて、瀬名さん。」
何の用で、という疑問は音になる前に素直に表情に浮かび、違うことなく瀬名にも届いたらしい。
「いまあんたに言っとかなきゃと思って。」
「ええっと、何をでしょう?」
山崎まで引いてくる前は対毛利で中国にいたことを差し引いても、そもそも接点がろくにない。
特に、言っとかなきゃ、の内容が思い浮かばず首を傾げれば、いいこと、と瀬名が言葉を続けた。
1226掛けられた声に振り向けば、瀬名が立っていた。
話の邪魔をするつもりはありませんよ、と言わんばかりの後方の位置にいる家康が頭を下げたのに此方も返し。
「官兵衛。一氏。悪い。」
その一言で、左右にいた二人を下がらせた。
頼まずとも人払いもしてくれるだろう二人の背を見送って、目の前の瀬名に向き直る。
「さて、瀬名さん。」
何の用で、という疑問は音になる前に素直に表情に浮かび、違うことなく瀬名にも届いたらしい。
「いまあんたに言っとかなきゃと思って。」
「ええっと、何をでしょう?」
山崎まで引いてくる前は対毛利で中国にいたことを差し引いても、そもそも接点がろくにない。
特に、言っとかなきゃ、の内容が思い浮かばず首を傾げれば、いいこと、と瀬名が言葉を続けた。
のきした
MEMO「夢幻能の始まりは犬王だった…という原作の大胆な解釈」に基づいて書かれた壇之浦殿没後の藤若ちゃんクソ重感情捏造文です。犬魚前提です。能を勉強したことの無い人間が適当に書いたものです。ごめんなさい。
室町で80まで生きた藤若ちゃん、余裕で人外に足突っ込んでるな、と思っています。
青年期藤若ちゃんいずれなんか絵には描く
ある幽霊の語りここに一体の幽霊がいる。
老いてくしゃくしゃとした顔面からは200か300才の仙と言われても疑われぬ貫禄を漂わせていたが。
それが若い頃はいっそう美しかったであろうと感じさせる品があった。気圧されるほどの雰囲気があった。
亡霊は語る。
「将軍の寵愛を受け、ただ美しくあれと願われた後の犬王様は
ひた面であっても面を付けているような、面そのものになってしまわれたかのようでした。
同じ猿楽師として長い時間を共に過ごさせて頂きましたが、あの方の素顔を覗くことはついぞ無かったように思います。
最期まで熱心に取り組まれたのは
死した魂を呼び、身体を差し出し、その言葉を語る舞、......その大成。
その偏執を見届けた私には、犬王様には語らいたい死者がいるのだと分かりました。
1247老いてくしゃくしゃとした顔面からは200か300才の仙と言われても疑われぬ貫禄を漂わせていたが。
それが若い頃はいっそう美しかったであろうと感じさせる品があった。気圧されるほどの雰囲気があった。
亡霊は語る。
「将軍の寵愛を受け、ただ美しくあれと願われた後の犬王様は
ひた面であっても面を付けているような、面そのものになってしまわれたかのようでした。
同じ猿楽師として長い時間を共に過ごさせて頂きましたが、あの方の素顔を覗くことはついぞ無かったように思います。
最期まで熱心に取り組まれたのは
死した魂を呼び、身体を差し出し、その言葉を語る舞、......その大成。
その偏執を見届けた私には、犬王様には語らいたい死者がいるのだと分かりました。