企画参加用小説を完成させるまでの紆余曲折メモ企画ポスト
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リメイク対象
https://poipiku.com/1970450/9272829.html


「コラさんは……したことあるか」
「何だって？」

肝心なところだけ妙に歯切れの悪い発言に、おれはいつも通りの調子で聞き返した。何せ筋金入りのドジっ子なのでこんなことはしょっちゅうだ。ローだってそれを分かっているはずなのに、返事もせずにそっぽを向かれてしまった。
時刻は午後十時、駅前の地下駐車場の一角は他に出入りの車もなく静まり返っている。助手席との間には沈黙が落ちたが、何せ長い付き合いだ、ローの考えていることは大体分かる。自分で尋ねたくせに勝手に後悔しているのだ。聞かなければよかった、と。

《徒然光》戒痕·二十八岁篇　　【我不知道为什么会这样。】

　　下午六点二十三分，凪诚士郎离开实验室的隔离间，脱掉在冷调白炽灯下显得苍蓝的防护服，护目眼镜还没来得及摘下，刚从私人储物柜取出手机，就看见锁屏界面弹出这样的提示讯息。
　　简短、不带任何语气词，前面几条消息被广告通知覆盖，显得格外没头没尾。
　　眉头突地跳了一下，不确定是护目镜戴太久引起血瘀，还是这行讯息的意味太过不妙。
　　发送人的名称只有一颗星星，呈浓郁的浆果紫色，对照白色底框无疑显得光辉灿烂——和本人烙在凪诚士郎心头的印象别无二致。
　　他给对方换上这一备注十年有余，期间软件版本更新，连带符号设计也大动干戈，因为看不顺眼新版本的星星缺了一角，把备注换成了直截了当的Reo。但后来到底又改了回来，再没起过别的念头。