弱肉強食
サハラ(アカン絵)
涂鸦アリシア一週目同僚の食事を見たことがある
夕焼けに燃える焦げ臭い袋小路
逆光の中、獣が前脚で獲物を押さえつけ、好物の肝臓を食んでいた
瞳に感情はない
獣の彼は、誰よりも動物らしかった
全てを敵とし弱肉強食に生きていた
その人生を願うことが間違いとすら思うほど
美しい獣だった
だが彼はうなされ涙した
もう畜生は嫌だと
だから救いたい
「ケイ」
今宵も痛みに震える短銃が、獣の眉間を撃ち抜いた
あり宮
完毕逃げても逃げても蜘蛛に追われて媚薬効果のある毒の牙で噛まれ、動けない体を蜘蛛の糸に絡め取られ磔にされて、助けて欲しいと縋るような目で見てくるけど弱肉強食でダニエルに喰われる悦びも無自覚に感じていて(自分が自分じゃなくなり支配される快感)濡れた瞳の中に、このまま心地よく死を受け入れたい…って闇があるのを目指して描いた蜘蛛×鳥 背徳感あって良すぎ…熱い