氷菓
kusabuki2
DOODLE(高内主従)氷菓子を食べる話【二次創作】あめさんのTRPG平安譚8陣のたかーきらさまと従者の内麻呂くんの話。カップリング要素なし。
【二次創作】氷菓子を食べる話(高内主従)「暑いですね…」
高明が疲れた様子で呟く。昨晩は酒宴があり、高明はもちろん、主人の帰りを待っていた内麻呂も寝不足だった。
庭に目を向けると、蝉が懸命に鳴いている。空は青く、夏真っ盛りだ。
「今日はお勤めもないので、お休みになられた方がよろしいかと」
水を差し出し、内麻呂は主人を気遣う。高明が「そうですね」と言ってため息をついた。
「そうだ、しばらくお待ち下さい」
内麻呂はそう言って部屋を出る。しばらく経った後、手のひらに器を乗せて持ってきた。器の中には白い、餅のようなものが入っている。
「氷菓子です」
「氷……削り氷とは違うようですね?」
「はい、ぜひお召し上がりください。冷たくておいしいですよ」
高明は受け取った氷菓子をまじまじと眺める。見たこともない、不思議な食べ物だ。白くてひんやりとしたそれに、高明は匙をつける。口に含むと、冷たさと甘さが広がった。
1075高明が疲れた様子で呟く。昨晩は酒宴があり、高明はもちろん、主人の帰りを待っていた内麻呂も寝不足だった。
庭に目を向けると、蝉が懸命に鳴いている。空は青く、夏真っ盛りだ。
「今日はお勤めもないので、お休みになられた方がよろしいかと」
水を差し出し、内麻呂は主人を気遣う。高明が「そうですね」と言ってため息をついた。
「そうだ、しばらくお待ち下さい」
内麻呂はそう言って部屋を出る。しばらく経った後、手のひらに器を乗せて持ってきた。器の中には白い、餅のようなものが入っている。
「氷菓子です」
「氷……削り氷とは違うようですね?」
「はい、ぜひお召し上がりください。冷たくておいしいですよ」
高明は受け取った氷菓子をまじまじと眺める。見たこともない、不思議な食べ物だ。白くてひんやりとしたそれに、高明は匙をつける。口に含むと、冷たさと甘さが広がった。
はなもり
DOODLEこの絵ではスイカバーですが、私的にマレウスに食べてほしい氷菓 第一位はあずきバーです(。-∀-)
chapter4で氷菓が好き、とはっきり言えたのは、マレウスが氷菓を食べているところをたくさん見てたんだろうし、おいしそうに食べてたんだろうなーって思ってます。また氷菓を美味しそうに食べている姿が見れると良いですね( ;∀;)
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INFOお題【駄菓子と氷菓】投稿者:ほねなしちきんさま
https://twitter.com/chick_boneless/status/1563544034072674306 4
さとぴあ
INFOお絵かき掲示板 https://paintbbs.sakura.ne.jp/ に新しいアプリKlecksを追加しました。(一ヶ月前)Klecksが日本語に対応しました。(数日前)
わかりやすいUI。強力でなめらかなブラシ、多くのフィルタがあります。 2
つるば
MOURNING1枚目:外で遭遇ついでにジェラートをご馳走になるダ、ジェラートそっちのけで連絡取り合うロ、とけてるし垂れてることを気にして声をかけているが、食べていいよと差し出されて(あなたってひとは…わかりましたよ!)という絵。おしゃれなフォント使いたかった、ローマ字です。2枚目おまけ:小さい頃にソフトクリームを食べるはろん兄弟の比較。
あの日あの時待ってくれなかった男ととけていく氷菓にたじたじのダの人生 2
わかば
DOODLEビリグレが氷菓を食べるはなしふたつにわけあうアイスの話はきっとだれかが書いてくれる……
Yes granita 時刻、13:40
気温、36℃
ここ連日、グリーンイーストは猛暑に見舞われていた。
照りつける直射日光が容赦なくじりじりと肌を熱し、建物の壁や窓に跳ね返った強い光が周囲を一段ほど明るくさせ、眩しさに目が焼かれて視界が変な色になっている。
上空からだけではなく、地面からも絶えず熱が立ちのぼり、逃げ場を失った熱は、多くの人間が活動するであろう高度を茹だらせていた。
少しずつ、思考する力が溶解をはじめる。
黒い髪であることも起因していそうだ、頭があつい。こころの内側に存在するもうひとりの自分は、犬や猫が暑さで床に伏すようにして、ぐったりと伸びている気がする──。
一瞬、めまいがした。
はっとしてまばたきを繰り返す。
3086気温、36℃
ここ連日、グリーンイーストは猛暑に見舞われていた。
照りつける直射日光が容赦なくじりじりと肌を熱し、建物の壁や窓に跳ね返った強い光が周囲を一段ほど明るくさせ、眩しさに目が焼かれて視界が変な色になっている。
上空からだけではなく、地面からも絶えず熱が立ちのぼり、逃げ場を失った熱は、多くの人間が活動するであろう高度を茹だらせていた。
少しずつ、思考する力が溶解をはじめる。
黒い髪であることも起因していそうだ、頭があつい。こころの内側に存在するもうひとりの自分は、犬や猫が暑さで床に伏すようにして、ぐったりと伸びている気がする──。
一瞬、めまいがした。
はっとしてまばたきを繰り返す。